出版社内容情報
破綻した千代田生命は、米国の保険大手AIGに譲渡された。その更生管財人団が、舞台裏で展開された外資との熾烈な駆引をフィクションとして再現。
内容説明
千代田生命更生管財人団は半年間、千代田生命の倒産処理に関与した。この再建の過程の中に、何か普遍性を持つ原則が隠されているかもしれない。それを世に問う。本書ではフィクション構成で生保の再建劇を描き出した。
目次
第1章 Xデイ―中央生命の破綻
第2章 再建のキーパーソンたち
第3章 再建の現場
第4章 破綻生保の行く末
第5章 巨額資産のオークション
第6章 のれん価格の競争入札
第7章 決着
第8章 金融再生に向けて
エピローグ リーダーと組織