出版社内容情報
投資家保護と受給権保護の調和を達成させるために、企業年金制度と退職給付制度を包括的にとらえなおし、受給権保護の視点から制度・法律改正への提言を行う。
内容説明
退職金制度と企業年金制度を包括的にとらえなおし、「受給権保護」の視点から、退職給付制度の改革を提言する。
目次
退職給付制度の創設と発展
退職給付制度の構造の全体像
退職給付の受給権の保護
退職一時金債務の認識と準備
米国における年金会計の変遷
わが国におけるこれまでの年金会計
国際会計基準第19号:従業員給付
予定利率の問題
給付建て年金制度と掛金建て年金制度
中途退職者の年金受給権
受給権の保護と支払保証制度
わが国の退職給付に係る新会計基準
厚生年金基金制度の代行の問題
退職給付保護法のイメージ