出版社内容情報
決済実務関係者必読書の8年ぶりの改訂版。基礎的な知識や理論とともに、国内外の新たな決済システムの動きなどを解説。
本書は、10年以上にわたって決済担当者の必読書として広く読まれている
『決済システムのすべて』の全面改訂版です。
第2版の刊行からの8年間に、
決済システムをめぐる状況は大きな変化を遂げています。
米国では、FedwireやCHIPSに新しい機能が追加され、
手形交換の電子化も進んでいます。
欧州では、分散型のTARGETから次世代のTARGET2に移行したほか、
ユーロの単一決済圏を作ろうとするSEPAプロジェクトも進められています。
外為決済の分野では、CLS銀行が存在感を高めてきており、
リーマン・ショック時には、金融危機の拡大を防止する役割を果たしました。
決済システム高度化の動きは、海外ばかりではなく、わが国にも及んでいます。
日銀ネットが次世代RTGS化を達成して、大口決済を集約化しました。
全銀システムも、国際標準化を進め、新たな機能を盛り込んでいます。
改訂にあたっては、こうしたさまざまな動きを盛り込んで、
最先端の動きをカバーしています。
また、初心者のために基礎理論や基本的な知識を幅広く整理するという
従来からの方針も堅持しています。
第1章 「決済」をめぐる基本知識
第2章 決済リスク
第3章 DTNSシステムとRTGSシステム
第4章 決済システムの高度化とトレンド
第5章 米国の決済システム
第6章 欧州の決済システム
第7章 わが国の決済システム
第8章 多通貨決済の「CLS銀行」
第9章 決済および決済システムの新潮流と金融業務
【著者紹介】
中島 真志(ナカジマ マサシ)
麗澤大学教授
1958年生まれ。一橋大学法学部卒業。博士(経済学)。1981年日本銀行入行(調査統計局、金融研究所、国際局、金融機構局等勤務)。国際決済銀行(BIS)決済システム委員会(CPSS)、金融情報システムセンター(FISC)などを経て、現在、麗澤大学経済学部教授。
内容説明
決済実務関係者の必読書。8年ぶりの全面改訂版!決済の基礎理論や知識から国内外の決済システムの高度化の動きまで、決済をめぐる最新情報を網羅して解説。
目次
第1章 「決済」をめぐる基本知識
第2章 決済リスク
第3章 DTNSシステムとRTGSシステム
第4章 決済システムの高度化とトレンド
第5章 米国の決済システム
第6章 欧州の決済システム
第7章 わが国の決済システム
第8章 多通貨決済の「CLS銀行」
第9章 決済および決済システムの新潮流と金融業務
著者等紹介
中島真志[ナカジママサシ]
1958年生まれ。一橋大学法学部卒業。博士(経済学)。1981年日本銀行入行(調査統計局、金融研究所、国際局、金融機構局等に勤務)。国際経済銀行(BIS)決済システム委員会(CPSS)、金融情報システムセンター(FISC)などを経て、麗澤大学経済学部教授
宿輪純一[シュクワジュンイチ]
1963年生まれ。麻布高校・慶應義塾大学経済学部卒業。博士(経済学)。1987年富士銀行入行。国際資金為替部、海外勤務、決済事業企画部等勤務。1998年三和銀行に移籍。決済業務部。UFJ銀行(合併)。UFJホールディングス経営企画部、UFJ総合研究所国際本部等勤務。2006年三菱東京UFJ銀行(合併)。オペレーションサービス企画部、国際企画部、企画部経済調査室(エコノミスト)等勤務。2003年東京大学大学院非常勤講師(3年)、清華大学大学院(中国)顧問、2007年早稲田大学非常勤講師(5年)、2009年上智大学非常勤講師、2012年慶應義塾大学非常勤講師。現在、三菱UFJ銀行決済事業部上席調査役。慶應義塾大学経済学部非常勤講師(国際金融論)、宿輪ゼミ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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