出版社内容情報
19世紀末の遠隔地間取引における小切手決済の普及から今日の電子決済まで、1世紀にわたる銀行を中心とした決済システムの変遷にみるアメリカ金融史研究。
内容説明
19世紀後半の遠隔地間決済における小切手の普及からEFT導入後の決済システムの多様化まで過去1世紀にわたるアメリカ決済システムの発達史。
目次
第1章 国法銀行制度における小切手決済の発展―遠隔地間決済を中心に
第2章 19世紀末における決済システム改革の試み
第3章 金融恐慌と内国為替市場の混乱―1893年恐慌を中心に
第4章 連邦準備制度の成立と決済システムの改革―普遍的額面送金制の推進とその限界
第5章 小切手取立法規制の展開―取立リスク負担問題を中心に
第6章 決済業務をめぐる競争と決済システムの多様化―1970・80年代における小口EFTの発展
第7章 大口決済システムと決済リスク
著者等紹介
川合研[カワイケン]
1948年大阪市に生まれる。1972年大阪市立大学経済学部卒業。1978年大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。福岡大学商学部講師、助教授を経て、現在、福岡大学商学部教授
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