出版社内容情報
ブレトンウッズ体制成立後50年。今やドルの価値は揺れ、マルク、円の実力が向上。三極通貨の相互関係は今後どうなるのか。ドル暴落はあるのか。円の役割は何か。
内容説明
円、ドル、マルクの力学を解明。ブレトンウッズ体制50年を背景に鮮明に描く。国際通貨システムの構造変化を、ドルの変調、マルクの力、円の役割を基軸に分析。
目次
序章 国際通貨システムのグランド・デザイン
第1章 対外資金フローの変化とわが国の役割
第2章 近年の国際金融市場の構造変化について
第3章 基軸通貨ドルの変調
第4章 マルクの力
第5章 東アジアにおける円の役割
第6章 東京市場の「空洞化」を回避せよ