内容説明
合理的経済人モデルへの行動ファイナンスからの挑戦、ノーベル賞経済学者たちのエンジニアへの転身、アルファを求めてしのぎを削る巨大な機関投資家…彼らはいったいグローバル金融市場に何をもたらすのか?資産運用理論の伝道師、ピーター・バーンスタイン最後の著作。
目次
キャピタル・アイデアのその後
第1部 行動ファイナンスからの攻撃(そんな頭脳を誰が設計できるのか?;行動ファイナンスの奇妙なパラドックス―「新古典派理論は人喰いザメの理論だ」)
第2部 理論家たち(ポール・A.サミュエルソン―偉大な経済思想家;ロバート・C.マートン―「リスクは付属品ではない」 ほか)
第3部 実務家たち(バークレイズ・グローバル・インベスターズ―「我々の事業は福音伝道師のようなものだった」;イェール大学寄贈基金 ほか)
第4部 キャピタル・アイデアの将来(何も静止してはいない)
著者等紹介
バーンスタイン,ピーター・L.[バーンスタイン,ピーターL.][Bernstein,Peter L.]
1919年ニューヨーク生まれ、ハーバード大学卒業後、ニューヨーク連銀を経て、空軍大尉として欧州に従軍。戦後、ウィリアムズ大学で教鞭をとった後、1951年投資顧問会社バーンスタイン=マコーレーに勤務。1973年にピーター・L・バーンスタイン社を設立し、機関投資家や事業法人を中心にコンサルティング活動を続ける。1974年に『ジャーナル・オブ・ポートフォリオ・マネジメント』誌を創刊し、編集長を長年務める。2009年6月逝去
山口勝業[ヤマグチカツナリ]
1955年生まれ。1979年一橋大学社会学部卒業。1986年イェール大学経営大学院修士、2008年専修大学大学院博士(経済学)。日本ファイナンス学会常任理事、行動経済学会常任理事、日本証券アナリスト協会試験委員。1979年日本長期信用銀行入行。LTCB‐MASインベストメント・マネジメント、長銀投資顧問で株式ファンド・マネジャーを務め、2000年よりイボットソン・アソシエイツ・ジャパン(株)代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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多分、器用です
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