出版社内容情報
世界規模での金融危機によって、米国型投資銀行が衰退し、邦銀の存在感が高まっている。この流れは今後も続くのか。現役金融マンである著者が、新しいグローバル金融の姿を語る。
内容説明
賢い投資家が行うべき、新時代の投資法を公開。金融危機の実態を現役金融マンが実況解説。
目次
第1章 そして日本の金融機関が市場を救った(コロンブスがアメリカ大陸に到達した祭日に;奈落の底の一歩手前 ほか)
第2章 誰が金融バブルを創り、はじけさせたのか?(「壮大過ぎる」犯人捜し;複雑に絡み合う“容疑者たち”の構図 ほか)
第3章 危機克服後の新しい金融秩序はどのような姿なのか?(バブルが経済成長を支えてきた現実;米国民は“金融強国”を望んでいる ほか)
第4章 個人預金者・個人投資家はこれからどうすべきか?(金融リテラシーを身に付けたスマート・インベスターの時代へ;世界中で始まった“レバレッジの巻き戻し” ほか)
著者等紹介
北村慶[キタムラケイ]
慶應義塾大学卒業。ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートン・スクール)留学。大手グローバル金融機関勤務の現役金融マン。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャル・プランナー1級技能士。日米欧で、投資ファンド、M&A仲介・コーポレート・アドバイザリー業務および環境系を含むプロジェクト・ファイナンスや金融商品開発等に携わった経歴を持つ。著書に、『買収されるのも悪くない。』(PHP研究所、2007年、第2回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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