出版社内容情報
2002年1月ユーロが流通し始めた。ユーロ圏は米国に次ぐ経済力を持つ大国だ。ユーロはどうなるのか。欧州中央銀行の金融政策の特徴と仕組みを簡潔に解説。
内容説明
欧州中央銀行(ECB)の金融政策制度と仕組みを解説。欧州連合(EU)加盟ユーロ圏の経済と金融を知る必読書。
目次
第1章 単一金融政策の制度的枠組み
第2章 ユーロ圏の経済・金融構造(実体経済の基本的特徴;労働市場 ほか)
第3章 欧州中央銀行の金融政策戦略(単一金融政策の主要目的である物価の安定について;金融政策の波及メカニズム ほか)
第4章 金融政策の実施(運営フレームワーク構築の背後にある一般原則と目的;ユーロシステムの運営フレームワークの概要 ほか)
第5章 1999年、2000年における金融政策運営(主な動向;当面の評価)
著者等紹介
小谷野俊夫[コヤノトシオ]
静岡県立大学国際関係学部教授。国際金融専攻。1969年早稲田大卒。1975年ペンシルバニア大大学院修了(MBA)。第一勧銀ニューヨーク駐在シニア・エコノミスト、DKB総研経済調査部長を経て、1997年現職
立脇和夫[タテワキカズオ]
早稲田大学商学部教授。経済学博士。国際金融専攻。1959年神戸大卒、1961年ワシントン大大学院留学。日銀調査局主事、米銀東京支店副支店長、長崎大学経済学部教授等を経て、1992年現職
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