出版社内容情報
金融機関の人材・組織は規制産業型からグローバルエコノミー型へと変革する。人材戦略、変革プロセス、日本への適用手法を最大手コンサルティングファームが公開。
内容説明
金融機関改革にもはや聖域は存在しない！規制市場における人材・組織からグローバル市場で勝ち残る人材・組織へ。組織構造改革から人事・人材開発の刷新まで、日本における変革プロセスを鮮明に提示。
目次
第１章 グローバルエコノミーにおける人材マネジメントとは（人材マネジメントのパラダイム転換；新たな人材・組織モデルの構築に向けた提言）
第２章 これからの人材・組織モデル（顧客を囲い込む人材・組織モデル；コスト効率を追求する人材・組織モデル；真のナレッジワーカー化を実現する人材・組織モデル）
第３章 変革スピードの追求（変革の実行力が勝敗を決する；リーダーシップの革新；変革のマネジメント―合併・提携の先駆者から学ぶ；ＩＴを活用した人材開発）
第４章 人材革新部門の創造（現状における問題点；人材革新部門のあるべき姿）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
書かれた当時が1999年で、当時のアンダーセン今のアクセンチュアですが、かなりいいことをいっていたと思います。顧客志向などですが、これなどは当時としてはあまり考えられていなくて不良債権整理ばかりに目がいっていた気がします。今は金融庁の方針がこのような方向に目が向いているので非常に合っているのではないかと思われます。ただどちらかというとマクロ的な観点が多く、もう少しきめ細かな視点がほしいと感じました。2017/03/14
