出版社内容情報
本書は、金融業の将来像を豊富な事例をもとに提示する。巷にあふれる机上の戦略論ではない、綿密な調査・分析と、コンサル実践に裏打ちされた現実的シナリオ。
内容説明
グローバルな競争における戦いで勝つためには、単にスキルがある、チームワークがよいといったことだけでは、不十分である。そこには、試合運びの巧みさ、状況の変化に遅れず、態勢を整え直して、次々に新しく手を打ち続ける、ベンチの判断力が要求されるのではないか。国内の戦いという枠を超えて、グローバルな戦いに挑むとき、そこには「グローバルな戦いのルール：勝つための戦略」を知っていなければならないという大きなハードルが待ち受けている。
目次
第１章 競争環境時代の金融業
第２章 日本の金融業界が抱える問題点
第３章 競争環境時代の勝者
第４章 新たな経営モデルの確立
第５章 提携・Ｍ＆Ａ戦略
第６章 これからの金融機関に求められるもの
第７章 二一世紀の金融機関モデル
