金融業の情報開示と検査・監督―日本はアメリカから何を学ぶべきか

金融業の情報開示と検査・監督―日本はアメリカから何を学ぶべきか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492652282
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

金融業の経営破綻で、情報開示の重要性と検査・監督のあり方が問われている。金融市場の発展を支えるアメリカ金融業の情報開示を分析し、検査・監督の方向を示す。

内容説明

本書では、第1章及び第2章において、銀行及び監督官庁の自主的情報開示の必要性や、銀行ディスクロージャーの日米比較を通して、わが国の銀行ディスクロージャーの問題点と、適切な情報開示のあり方について言及している。第3章から第5章までは、米国における銀行の証券業務参入規制の緩和措置について、その法律的な側面に焦点を合わせて議論を展開した。なお、米国における金融制度改革法案の変遷と、わが国における最近の金融制度改革の概要と問題点についても触れている。第6章においては、米国の金融監督体制について述べ、わが国における銀行規制・監督のあり方について再考している。第7章では、米国における金融検査・監督の先進事例を参考に、わが国における金融検査のあるべき姿について言及した。第8章においては米国の銀行監督手法の変遷について述べ、わが国における銀行監督手法を展望している。

目次

第1章 銀行及び監督官庁の自主的情報開示の必要性
第2章 銀行ディスクロージャーの日米比較
第3章 業際規制と法律的なバックグラウンド
第4章 業務の内容別にみた規制緩和の流れ
第5章 金融制度改革のゆくえ
第6章 米国における金融監督体制
第7章 金融検査・監督のあるべき姿
第8章 今後の銀行監督手法の展望

最近チェックした商品