出版社内容情報
1999年1月から導入されるユーロの登場によって、欧州経済、金融市場、国際通貨システム、そして日本経済はどのように変わるか。将来像をさまざまな角度から分析。
内容説明
1999年1月1日に誕生した「ユーロ」は、EU各国の経済構造改革を推し進めるとともに、三極通貨体制のもとで、これまで唯一の基軸通貨であったドルと、日本版ビッグバンのもとで国際通貨への脱皮を図る円にも影響を与える。本書は、ユーロの登場が欧州、米国、アジア、日本に与えるさまざまな影響を分析するとともに、EU各国の税制や労働力市場の改革、欧州中央銀行の金融政策などにも焦点を当て、ユーロを取り巻く経済環境の変化を理論的かつ多角的に考察している。
目次
第1章 ユーロが日本経済と円に与える影響
第2章 EU各国の税制と今後の金融課税
第3章 経済・通貨同盟と構造調整
第4章 欧州中央銀行の金融政策
第5章 ユーロの導入と国際通貨体制
第6章 ユーロが国際通貨システムと国際金融市場に与える影響
第7章 ユーロの導入による金融市場、金融機関、企業の変化
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