出版社内容情報
バブル崩壊を機に、金融機関と借り手との間にトラブルが多発。アメリカの「レンダー・ライアビリティ」訴訟が日本にも? 貸手責任について初めての本格的解説書。
内容説明
バブル崩壊で続出する金融機関をめぐるトラブル・苦情・訴訟。日本で多発する変額保険、カード紛失、原野商法などのレンダー・ライアビリティ訴訟解決への指針。米国のレンダー・ライアビリティの背景・法理を詳述。
目次
第1章 レンダー・ライアビリティの予兆
第2章 レンダー・ライアビリティの背景・概観・金融機関と顧客の関係に関する定義
第3章 レンダー・ライアビリティの法理
第4章 当事者適格・貸手の対応策・最近の動向
第5章 消費者とレンダー・ライアビリティ訴訟
第6章 日本のレンダー・ライアビリティ現象
第7章 日本法への示唆