出版社内容情報
『ケインズ全集』全30巻の刊行を契機に、ケインズ経済学の新たな展開が始動。その核心をなす貨幣経済に焦点を当て、実物面との統合をめざすモデルを構築した力作。
内容説明
本書は、より具体的には、ケインズ『一般理論』の第17章に展開された「自己利子率理論」を基底にすえて、それを貨幣経済の諸局面に適用しようと試みるものである。
目次
第1章 新しいケインズ経済学を求めて
第2章 自己利子率理論の展開
第3章 市場システムの基礎理論
第4章 ケインズの投資理論と実証
第5章 利子率メカニズムの理論
第6章 貨幣的生産経済の一般均衡
第7章 ケインズ長期政策の現代的意義
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