出版社内容情報
国際金融の理論的分析と現実の動き・統計の読み方をきわめてやさしく、また水準は高くまとめた入門解説書。全体を理論編、歴史・政策編から構成、国際金融の基本テキスト。
内容説明
基本テキストの決定版。基礎から理論、歴史、政策まで。
目次
国際金融を理解するために
第１部 基礎理論（外国為替と国際収支；為替レートの決定要因；為替レート決定の諸理論；国際収支の決定要因；開放経済の相互依存関係）
第２部 歴史と政策（戦後の為替管理自由化と国際収支構造の変化―固定相場制の時代；戦後の為替管理自由化と国際収支構造の変化―変動相場制の時代；金融機関の国際業務の発展；国際通貨制度と為替レート安定策；読書案内）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
国際金融論についてのわかりやすいいい入門書であると思います。書かれたのは今から25年以上も前のことですが基本的な理論などについてはあまり変化がないと感じています。この分野は奥が深く最近ではかなり高度な理論書なども出ています。しかしながらこの本で基本的なことを理解すれば、私は十分であると思いました。最後に読書案内も出ているので物足りない人はここを参考にするといいと思います。2016/12/29
