出版社内容情報
銀行業務と証券業務の分離問題の根源であるグラス=スティーガル法を中心に、アメリカにおける金融規制法の内容とその変遷を法律的視点から微底的に分析した労作。
内容説明
本書は、銀行と証券会社の業際問題の検討の第1段階として、グラス=スティーガル法を中心とする米国の分離制度に関するさまざまな問題を、法律的な観点を中心として考察するものである。
目次
グラス=スティーガル法の制定過程
グラス=スティーガル法の内容とその関係法規
グラス=スティーガル法制定以降の動向(「業務の範囲」をめぐる判例を中心として;「機関の範囲」をめぐる判例を中心として)
グラス=スティーガル法と利益相反問題