内容説明
20年前、アジア開銀初代総務部長だった著者が、1981年、総裁に選任されマニラに戻った。アジア諸国の経済開発とアジア開銀の活動を鮮明に描く。
目次
第1章 マニラへの里帰り(バリクバヤン;暑夏のマニラ;アジア開銀の基礎固め;新本店ビルの建築)
第2章 アジアの開発戦略(スピーチの旅;開発戦略の総本山;経済開発の夢と現実;自己努力と対外援助)
第3章 アジア太平洋時代の黎明(不況を克服するアジア経済;環太平洋の交流;アジア開銀の南北;世界の注目を浴びるアジア)
第4章 発展期を迎えるアジア開銀(拡大する国際金融市場;中国のアジア開銀加盟;インドへの貸付開始;アジア開銀成人式)