財投改革の虚と実

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財投改革の虚と実

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492620670
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C3033

出版社内容情報

財政投融資は、2001年に始まった改革によって大きな変貌を遂げた。改革は何をもたらしたのか、方向性は正しかったのか。財投研究のエキスパートが徹底的に解明する。

内容説明

形だけの組織改革ではなく個別事業の見直しが必要だ。

目次

第1章 資金調達の仕組みの改革(不思議な資金調達の優先順位;自主運用は郵貯民営化の伏線 ほか)
第2章 マーケットにおける財投機関債(第一号の財投機関債;特別債のスプレッド ほか)
第3章 財投事業の見直し(大幅に縮減された財投計画;独立行政法人制度 ほか)
第4章 行政改革推進法(行政改革推進法と財投;財投貸付金の証券化 ほか)
第5章 アメリカの財投改革(連邦信用計画と学生ローン;GSEの機能と暗黙の政府保証への批判 ほか)

著者等紹介

富田俊基[トミタトシキ]
1947年生まれ。70年関西学院大学経済学部卒業。71年野村総合研究所入社。83年財政金融調査室長、84年内国経済調査室長、87年ブルッキングス研究所客員研究員として派遣、90年政策研究部長、93年政策研究センター長、96年研究理事、2005年4月中央大学法学部教授。学位、1990年3月京都大学経済学博士。政府委員、財政制度等審議会財政制度分科会・財政投融資分科会委員(2007年~)、行政減量・効率化有識者会議委員(2006年~)、国の債務管理政策の在り方に関する懇談会委員(2004年~)、国債投資家懇談会委員(2002年~)、政策評価・独立行政法人評価委員会委員(2001年~)。著書、『国債の歴史』(東洋経済新報社、2006年:第49回日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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55くまごろう

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全般的に専門的な内容だが、国の施策としてやるべき事は政治が決定し、それを国の信用力を使い最小の国民負担で実施すべきという主張に同意。また、財政投融資改革の途上で、不透明な決定がなされたことを記録した部分にも注目したい。官がどのような手法で非公開の中で国民の財産を自らの権益としていくかを知ることができる。今後も我々は財政に常に関心を持ち、行政の行動を注意深く監視し続ける必要があるだろう。2011/02/22

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