出版社内容情報
高齢化社会を迎え国民負担率の上昇が問題となっている。さらに対外的には国際税制面が、国内では地方分権化のあり方が問われている。これらの課題をやさしく解説。
内容説明
経済大国日本の財政は、現在、さまざまな問題をかかえている。本書は、高齢化社会における年金問題、ボーダーレス・エコノミーにおける国際政策協調、一極集中の是正や地方分権化における財政政策のあり方等、現代財政の直面するフロンティアに接近し、豊かな暮らしを支えるための財政の課題と役割を解説したものである。
目次
１ 高齢化社会と財政（高齢化社会における財政の役割；高齢化社会における年金問題；公的年金制度と老後の暮らし；老人介護と財政）
２ 経済の国際化と財政（税制格差と海外直接投資；財政政策の国際的波及メカニズム；国際収支調整とマクロ政策協調）
３ 地方分権化と財政（分権か集権か；地域経済と財政構造；都市・土地問題をめぐる分権的計画と市場）
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