出版社内容情報
地球環境保全のための最も有効な経済的手段=環境税の経済理論的枠組みを示し、環境先進国スウェーデン等で導入された効果・実態・問題点を詳細なデータで検証する。
内容説明
本書は、今後の環境政策の遂行にあたって中心的な役割を果たすと思われる「環境税」を、スウェーデンをはじめとする環境先進国の実態を詳細に紹介しながら、併せてその理論的枠組みを整理したものである。財政学、公共経済学、環境経済学、税法などの研究者と環境庁のスタッフが執筆した、わが国初の体系的解説書。
目次
第1部 環境税の理論的枠組み(いまなぜ、環境税か;現代の環境政策と「環境税」の基本的意義;環境税〈炭素税〉の租税論的検討;エネルギー税制と環境税;環境税が国土利用に与える影響;環境税の経済的効果)
第2部 環境税の実態(スウェーデン;ノルウェー;デンマーク;フィンランド;オランダ;その他の国々)
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- 和書
- プラグド 〈vol.1〉