なぜ、会計嫌いのあいつが会社の数字に強くなった?―図だけでわかる財務3表

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なぜ、会計嫌いのあいつが会社の数字に強くなった?―図だけでわかる財務3表

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492602249
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

出版社内容情報

慶應ビジネススクールで実践している画期的な財務諸表の読み方をストーリーで解説。数字嫌いでもMBAコースの会計スキルが学べる。会社の数字が読めるようになりたい!
でも、会計や簿記を勉強するのはイヤだなあ。
これまで何度も会計の本を読んだけど、最後まで読み終えたことがない。

そんなビジネスマンのために、会計知識がなくても、
図を見るだけで財務諸表が面白いようにわかる画期的な本を作りました。

しかも、会計知識の基礎をやさしく解説するのではなく、
実際に、慶應義塾大学ビジネス・スクール(KBS)の授業をベースにした
MBAレベルの仕事にすぐ効く!内容です。

本書は、村上裕太郎先生と、ゼミ生の麻衣さん、会計知識ほぼゼロの健太君の3人が、
実際のディスカッション講義のように、
ときには白熱した、ときにはコミカルな会話形式でストーリー展開しますので、
楽しく会計スキルを学ぶことができ、会社の数字に強くなることができます。

健太:
会計の用語ってどうにもわかりにくいんですけど、1つ1つ覚えないといけないのでしょうか?
村上:
細かいことを気にし始めるとキリがないから、「難しい」「わからない」と思った言葉は無視してかまいません。
麻衣:
えっ! 無視していいんですか? 本当に?

ビジネス経験はあるけど会計知識がないあなたは健太君、
会計知識はあってもビジネス経験のないあなたは麻衣さんになって
読み進めてみてください。
「仕事に会計スキルを生かすって、こういうことだったんだ!」
という体験がきっとできると思います。

会社の数字が読めるようになりたい!
でも、会計や簿記を勉強するのはイヤだなあという人に、
ぜひ読んでもらいたい1冊です。

はじめに
第1章 大きいボックスに注目するだけ!
──比例縮尺財務諸表
第2章 回らない回転寿司が、なぜ増えているのか?
──損益計算書(PL)と利益
第3章 二束三文の土地で高収益テーマパークの謎
──貸借対照表(BS)と有形固定資産
第4章 医薬品メーカーはギャンブル銘柄!?
──貸借対照表(BS)と無形固定資産
第5章 お金の流れで見る、牛丼屋の戦い
──キャッシュフロー計算書(CS)と経営戦略
第6章 コンビニオーナーの憂鬱
──コンビニ会計と経営者
第7章 なぜあの会社が? 急成長の秘密を探る!
──SPAモデルと利益率
第8章 テレビ局が、なぜ化粧品を売っているのか?
──セグメント情報と儲けの中身
第9章 財務諸表は経営者の哲学を写す鏡!
──会計と経営哲学
おわりに
付 録 あなたの会社の比例縮尺財務諸表を作ってみよう

村上 裕太郎[ムラカミ ユウタロウ]
村上 裕太郎(ムラカミ ユウタロウ)
慶應義塾大学大学院准教授
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネス・スクール)准教授。2000年上智大学経済学部経済学科卒業。2002年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年同後期課程修了。経済学博士(大阪大学)。名古屋商科大学会計ファイナンス学部専任講師を経て、2009年より現職。専門は税務会計、授業では会計管理とタックス・プランニングを担当している。本書で解説した比例縮尺財務諸表を使って実際のビジネスケースを読み解く講義は、会計を専門にしないMBAコースの学生からもわかりやすいと評判を博している。著書に、『ビジネス・アカウンティング(第3版)』(共著、中央経済社)がある。

内容説明

仕事にすぐ効くBS、PL、CSの読み方って、こういうことです!9つのストーリーで、ビジネス・スクールの会計スキルがざっくり学べる!知らない会計用語は無視してOK!大きなボックスに注目するだけ!

目次

第1章 大きいボックスに注目するだけ!―比例縮尺財務諸表
第2章 回らない回転寿司が、なぜ増えているのか?―損益計算書(PL)と利益
第3章 二束三文の土地で高収益テーマパークの謎―貸借対照表(BS)と有形固定資産
第4章 医薬品メーカーはギャンブル銘柄!?―貸借対照表(BS)と無形固定資産
第5章 お金の流れで見る、牛丼屋の戦い―キャッシュフロー計算書(CS)と経営戦略
第6章 コンビニオーナーの憂鬱―コンビニ会計と経営者
第7章 なぜあの会社が?急成長の秘密を探る!―SPAモデルと利益率
第8章 テレビ局が、なぜ化粧品を売っているのか?―セグメント情報と儲けの中身
第9章 財務諸表は経営者の哲学を映す鏡!―会計と経営哲学
付録 あなたの会社の比例縮尺財務諸表を作ってみよう

著者等紹介

村上裕太郎[ムラカミユウタロウ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネス・スクール)准教授。2000年上智大学経済学部経済学科卒業。2002年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年同後期課程修了。経済学博士(大阪大学)。名古屋商科大学会計ファイナンス学部専任講師を経て、2009年より現職。専門は税務会計、授業では会計管理とタックス・プランニングを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

17
賃借対照表(BS)、損益計算書(PL)と聞いただけで、うっ…となる人は多いと思いますが、BS、PLもっと見たいと促すこの本はすごいです。ソニー、セブンイレブン、アマゾン、Softbankなどなど名だたる企業の財務諸表の解説がとても分かりやすく、目から鱗の連続で、会計は面白い!と感じさせてくれる良書。2017/11/20

雲をみるひと

13
作者他が取り組んでいるメソッドによる会計本。ビジネス本だが、とっつきやすくする工夫がされていて、解説もわかりやすく読みやすい。会計本としてはごく初心者向けだとは思うが、読み物としてはなかなか秀逸。2024/09/15

Salsaru

8
全く会計がわからないので、読んだ。用語がぜんぜん覚えられなかったが、背景を推察しながら数字を見ることのイメージができた。あと、一回読んで、別の本も読んでみよう。2017/03/23

ちゃいこ

4
とても読みやすく、経営と財務諸表の関係が直感的に理解することができた。いろんな会社の財務諸表をまずは眺めてみようと思う。2017/07/23

surapong

3
改めて再読終了。 要はPL、BLなどを比例縮小財務諸表と呼ぶ「見える化」誰もがパッと見で感覚がつかむというもの。 実在の身近な超有名企業の実例で解説しておりとても読みやすく、おすすめの一冊です。2019/05/06

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