内容説明
ファイナンスの基礎となる部分をできるかぎりやさしく解説。「実務に使える」ということにも重点をおいている。専門用語や難しい考え方について、できるだけ平易な言葉で言い換えてある。「実務ではどうなっているのか」「実務ではどうすべきか」の視点をもっている。本質を知るために、重要ポイントにかぎって理論的な背景に立ち戻って解説。
目次
第1章 ファイナンスとは何か
第2章 投資家が期待する儲け―資本コストと資本構成
第3章 フリーキャッシュフロー
第4章 投資プロジェクトの評価方法
第5章 企業価値と株主価値の計算方法とその向上策
第6章 企業価値や株主価値を向上させるための経営管理の仕組み
著者等紹介
西山茂[ニシヤマシゲル]
早稲田大学政治経済学部卒業。米国ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士課程(MBA)修了。監査法人トーマツを経て(株)西山アソシエイツを設立し、財務コンサルティングに従事。2000年4月より早稲田大学大学院(ビジネススクール)助教授に就任し、現在教授。学術博士(早稲田大学)。公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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K.T
0
以前早稲田のビジネススクール(簡易版)に通っていた時に教えてもらった先生の書いた本、という事で手にしてみたけど、買って正解。授業の時も思ったけど実に平易になるべく分かりやすい言葉で解説しようとしてくれてるのが文章から伝わって来て、難解な内容もある程度理解して読むことが出来た。個人的にはもう財務会計の細かい所はどうでもいいし興味も持てないので、ファイナンスをもっと強化しなくては、、と読後更に思いを強くしたね。もっと勉強しないとなぁ・・・・。★★★★☆2015/08/21
mutapoe
0
★★★初学者向けには最適。非常に分かりやすくエッセンスを理解できる。まずこれを読んでから他のファイナンス本へステップアップしていくのがオススメ。2010/06/01