出版社内容情報
「何のための監査か」「誰のための監査か」、監査の社会的本質については十分に議論されていない。監査の本質の実態に迫り、監査社会の姿を明らかにする。
内容説明
何のための監査か、誰のための監査か。監査の現状を鋭く批判、その本質を追求する。
目次
第1章 監査の爆発的拡張
第2章 不正、期待および会計監査の生成
第3章 監査およびガバナンスの再発見
第4章 監査を機能させること―サンプル、専門家およびシステム
第5章 監査を機能させること―被監査者および監査可能なパフォーマンス
第6章 監査、信頼およびリスク
著者等紹介
パワー,マイケル[パワー,マイケル][Power,Michael]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に1987年より勤務し、現在、P.D.Leake会計学教授、リスク規制分析センター所長。オックスフォード大学で哲学、政治学、経済学を学び、1983年にケンブリッジ大学で哲学博士号を取得。イングランドウェールズ勅許会計士として、1987年までデロイト・ハスキンズ・アンド・シェル会計事務所(現・プライスウォーターハウスクーパース)に勤務。1989年からイギリス税務協会のアソシエイトメンバー。ブリュッセルのヨーロッパ経営学研究所のファカルティメンバーを永年勤め、前クーパーズ・ライブランド・フェロー。また、イギリス会計検査院や内閣府のアドバイザー、ベルリン高等研究所(1996年)およびオックスフォード・オールソールズ・カレッジ(2000年)客員研究員を務める。主な研究領域は、財務会計・監査・リスクマネジメントの関係分析
国部克彦[コクブカツヒコ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1990年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。博士(経営学)。大阪市立大学助教授、神戸大学助教授を経て現職。1994年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)、2002年アデレード大学客員研究員
堀口真司[ホリグチシンジ]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程在学中。2003年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了。修士(経営学)
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