出版社内容情報
戦略を立案するために有効な分析が求められている。経営戦略、投資戦略のための分析手法について各種指標の意味、使い方を実践的なノウハウを交えながら解説する。
内容説明
本書は、企業に対する評価の変化に合わせて、どのように企業を分析していったらよいのかを中心テーマとしている。具体的には、最近話題になっている、将来事業から稼ぐキャッシュフローの予測をもとに企業を評価する「フリーキャッシュフローモデルによる株主価値」、スタンスチュワート社が提唱している「EVA」「MVA」、日本でもかなり一般化した観がある「ROE」や「ROA」、について、その意味とメリットとデメリットなどを検討した。その上で、それらの指標を使った分析や、それらを高めていくための方策について、企業戦略、財務諸表自体の構成、デュポンシステムを中心とする財務比率、などと関連づけて具体的に考察した。
目次
序章 企業の目標と企業分析
第1章 企業分析の基礎
第2章 定性的な分析と財務データとの関連づけ
第3章 財務データの見方
第4章 比率分析の手法
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- 和書
- 永遠の都 ハヤカワ文庫