ダークサイドオブＭＢＡコンセプト

グロービス【著】/嶋田 毅【執筆】

東洋経済新報社（2019/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 272p／高さ 19cm
• 商品コード 9784492557938
• NDC分類 336
• Cコード C3034

出版社内容情報

より正しい企業経営を行う上で知っておきたい、ＭＢＡで学ぶべき重要な「裏技」コンセプトを紹介する。

内容説明

「裏側」を知らずに「現場」では勝てない。フレームワークや思考法に潜む「落とし穴」「副作用」「裏技」をグロービスの人気講師が解説。ＭＢＡを使いこなす５５の超実践的ヒント。

目次

１　論理思考のダークサイド（ロジカル・シンキング―論理で人が動くと勘違いすると反発を招くことも…；問題解決―「あるべき姿」が適切でないと徒労に終わることも　ほか）
２　戦略・マーケティングのダークサイド（ビジョン―実現性や共感度を無視すると遠からず破綻する；業界定義―ビジネスチャンスにつながることも、自縄自縛に陥ることも　ほか）
３　アカウンティング・ファイナンスのダークサイド（借金―経営において「無借金経営」はほめられる状態ではない？；会計方針―財務諸表の数字は不変の事実ではなく、一定の操作が可能　ほか）
４　組織・リーダーシップのダークサイド（管理（マネジメント）―生産性を上げるも下げるも上司のスキル次第
ＫＰＩ―特定の指標を過度に意識すると全体のバランスが崩れる　ほか）
５　創造・変革のダークサイド（リーンスタートアップ／ピボット―常に「スピードが速いことが善」とはいえない；プラットフォーム―ＧＡＦＡに代表される成功モデルだが構築は至難の業　ほか）

著者等紹介

嶋田毅［シマダツヨシ］
グロービス出版局長、グロービス経営大学院教授。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶう]

ビジネスでのフレームワークや思考法など、しっかりと理解し使いこなせれば大変な威力を発揮するツールである。しかし中途半端な理解で無闇に振り回すと思ったほど効果がでなかったり、想定とは全く逆の悪い結果を招いてしまうなど、いわゆる「落とし穴」や「副作用」にハマってしまうような事も多い。 そういった事態に陥らぬよう、どのフレームワークを使う時はどういう注意点があるのか、アンチパターンを知っておくことは大変価値がある。 本書では間違った適用方法の具体例を提示してくれており、大変分かりやすくイメージもし易い。

2020/03/10

[Hiroki Okajima]

フレームワークとか、経営や事業管理の手法を導入したときのうまくいかないケースあるある。 フレームワークは事情を二次元でカットしてるので、扱い方は注意するということ。 得意不得意分野があるので、本書を概要をパラパラ見るには良い。敢えて概要。 深いところが知りたければ、専門の書に委ねる。という位置付け。

2020/02/11

[BMI-22]

⚫分析は手段。目的は何か？⚫条件を複数足していけば、あらゆる企業がナンバー1になれる。⚫シナジーはビジネスで勝つための必要条件でも十分条件でもない。スタートラインが少し前になっただけ。⚫ポジショニングは意思。実際の顧客の認知と異なる。顧客に響きますか？　⚫オープンイノベーションは、自社の開発力を削ぎノウハウ流出を加速させるイノベーション手法？⚫変化常態の組織文化。

2019/10/26

[h t]

よく聞くビジネス用語についてうまく使わないと失敗しますよ、の例とか

2019/11/21