レジリエント・カンパニー―なぜあの企業は時代を超えて勝ち残ったのか

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レジリエント・カンパニー―なぜあの企業は時代を超えて勝ち残ったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492557549
  • NDC分類 335
  • Cコード C3034

出版社内容情報

エクセレント、ビジョナリーを超え、レジリエンスの高い企業が時代を超えて勝ち残る。豊富な事例を基に強さの源泉と行動原則を探る。

ビジョナリー・カンパニーと思われていた企業が市場から退場している。
その一方で、永続する企業がある。
それは、なぜか?

著者の疑問の出発点です。
この疑問は、昨今の厳しいビジネス環境で日々邁進されている経営者、
そしてリーダーとして現場で指揮をとっているビジネスパーソンなら、
誰もが感じていることだと思います。

経営の目的は永続です。長生きをしつつ、元気で活力のある会社。
そのような組織になるための原理原則とは何でしょうか?
 
この疑問に対する1つの答えとして、
著者は「レジリエンス」という言葉を使っています。
レジリエンスとは、柔軟性や回復力という意味ですが、
企業経営に当てはめれば、危機に強く、回復力のある会社になります。

本書に登場するレジリエント・カンパニーのストーリーを読むと、
アンカリング(Anchoring)、
自己変革力(Adaptiveness)、
社会性(Alignment)
の3つのAを達成することが、これからの10年、20年と、
時代を超えて永続する条件だということが見えてきます。

あなたの会社は、レジリエント・カンパニーといえるでしょうか。
本書の最後に、新しいトリプルA経営を診断する問題があります。
ぜひ、あなたの会社を自己採点してください。

新しいトリプルA経営は、どのような環境変化が起きようとも、
危機を乗り越え、会社を永続させるために欠かせないものになるでしょう。
時代はいま、レジリエント・カンパニーを求めています。
そして、レジリエント・カンパニーは、レジリエント・リーダーを求めています。

── 新 将命(伝説の外資トップ)

序 章 エクセレント・カンパニー再考
第1章 新しいトリプルA経営の時代
第2章 価値観と使命を活かす
第3章 信頼を積み上げる
第4章 ダイナミックに学ぶ
第5章 創造性と革新力を引き出す
第6章 研究開発を一新する
第7章 トレード・オンにこだわる
第8章 ブランドをつくり変える
終 章 日本企業は、いま何を目指すべきか
付 録 トリプルA経営の自己診断
解 説 経営の目的は永続である──新将命

【著者紹介】
ピーター・D・ピーダーセン
イースクエア共同創業者、リーダシップ・アカデミーTACL代表
1967年デンマーク生まれ。日本在住二十余年。コペンハーゲン大学文化人類学部卒業後、国際シンポジウムの企画・運営に従事。ピーター・ドラッカー、アルヴィン・トフラー、マーガレット・サッチャー、ヘンリー・キッシンジャーなど、海外の著名人の来日イベントを実現させる。2000~01年、東京MXテレビ初の外国人キャスターとして、夜のメインニュースを担当。また、2000年、環境・CSRコンサルティングを手掛けるイースクエアを三菱電機アメリカ元会長の木内孝氏とともに設立。数百にわたるプロジェクトやコンサルティング案件に携わり、志ある経営者との協業とネットワークづくりに取り組む。現在は、「企業と社会の協創」と「日本の将来的な社会デザイン」をテーマに講演、研修、執筆活動を行っている。主な著書に、『LOHASに暮らす』(ビジネス社)、『第5の競争軸』(朝日新聞出版)などがある。

内容説明

世界の優良企業20社に共通するグレイト、ビジョナリーを超える経営の原理原則!

目次

エクセレント・カンパニー再考
新しいトリプルA経営の時代
レジリエント・カンパニーの行動(価値観と使命を活かす;信頼を積み上げる;ダイナミックに学ぶ;創造性と革新力を引き出す;研究開発を一新する;トレード・オンにこだわる;ブランドをつくり変える)
日本企業は、いま何を目指すべきか

著者等紹介

ピーダーセン,ピーター・D.[ピーダーセン,ピーターD.] [Pedersen,Peter David]
イースクエア共同創業者。リーダーシップ・アカデミーTACL代表。1967年デンマーク生まれ。日本在住二十余年。コペンハーゲン大学文化人類学部卒業後、国際シンポジウムの企画・運営に従事。ピーター・ドラッカー、アルヴィン・トフラー、マーガレット・サッチャー、ヘンリー・キッシンジャーなど、海外の著名人の来日イベントを実現させる。2000~01年、東京MXテレビ初の外国人キャスターとして、夜のメインニュースを担当。また、2000年、環境・CSRコンサルティングを手掛けるイースクエアを三菱電機アメリカ元会長の木内孝氏とともに設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

watanabeh_cpa

1
エクセレント、ビジョナリーの先の成功企業をレジリエントカンパニーとして、「アンカリング:Anchoring」「自己変革力:Adaptiveness」「社会性:Alignment」の3つを備えた企業として紹介しています。 各社の素晴らしさを感じつつ、最近感じていた自社の問題点=企業としての価値観・使命感やメッセージ性の弱さと完全一致しており、非常に納得させられました。 あまり有名では無いですが、素晴らしい一冊だと思います。2021/02/02

kentake

1
本書によれば、レジリエンスの高い企業は、アンカリング、自己変革力、社会性の三点を兼ね備えた組織である。このうち、アンカリングとは経営の価値観と使命であり、これは組織にとって魂のようなものだ、という説明は分かり易い。また、自己変革力とは「学習する組織」の要件に他ならず、社会性とは企業価値の向上が社会価値の創出の中から生み出されることを示している。全体として、企業が目指すべき事柄が分かり易く書かれており、意義深い一冊である。2015/01/13

miohaha

0
仕事関連で読んだ本ですが大変面白かったです。企業が変化の時代を生き残るには…。一社員の立場で何ができるかは難しいところですが、実践している企業の事例は素晴らしく…。じっと手を見る…の心境になりますが、羨むばかりではなく、できることを考えなくては、ですね。2016/02/24

Masa

0
レジリエントカンパニーは、ビジョナリーカンパニーを地でいってる。大切なのは理念と行動❗️2015/10/23

ムカイジュン

0
自分の職場に活かせそうな点が多々あります。言葉だけの理念は虚しいから実践、実行!2015/10/19

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