失敗するから人生だ。

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失敗するから人生だ。

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492557341
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

今は成功した経営者たちが、その若き日にいかに失敗し、挫折し、悩み抜いたのか。『週刊東洋経済』名物記者が描く感動の人生賛歌。

『週刊東洋経済』の人気コーナー「トップの肖像」を単行本化。
 本書は、団塊世代の有名経営者12人に焦点を当て、彼らがいかにして挫折体験を乗り越えて、現在の地位を築いたのかを、本人たちのインタビューに基づいて描き出します。『週刊東洋経済』記者の梅沢正邦の手による、感動の人生賛歌です。

 「本書には順風満帆の人物は登場しない。順風満帆の人生はウソくさい。味気ない。『失敗』や『挫折』にくっきり彩られた人生こそが人を引きつける。団塊の世代は「失敗」に恵まれているのである。(中略)
 『トップの肖像』の記事から団塊の世代を抜き出し、一冊の本にまとめたいと考えた理由は二つある。一つは、若い世代への応援歌を歌えたら、という思いである。(中略)
 本書をまとめたもう一つの理由。本書はわが団塊の世代、ご同胞に向けた応援歌でもある。実のところ、筆者も含め団塊の世代の大半は、挑戦者でも冒険者でもなかった。従順で怯懦であり、安きに流れた。日本社会のいまの体たらくについて、重い共同責任がある。
反省しよう。遅ればせながら、本書の登場人物にならって、その他大勢の団塊の世代も一歩踏み出そう、という提案である。」(はじめにより)。

○柳井正(ファーストリテイリング社長)「失敗と成功の弁証法」
○原田泳幸(日本マクドナルド会長ホールディングスCEO)「ジョブズに勝てなかった男」
○小川賢太郎(ゼンショーホールディングス会長兼社長)「全共闘、外食王になる」
○出口治明(ライフネット生命保険社長)「アラカン社長 100年の祈り」
○益子修(三菱自動車工業社長)「いつも戦場。災厄を撥ね返す『思う力』」
○小林喜光(三菱ケミカルホールディングス社長)「『虚無』からの旅立ち」
○大塚正則(サトーホールディングス元社長)「挫折と土壇場からの二人三脚」
○河村たかし(名古屋市長)「殉教者とオポチュニストの間」
○長谷川久夫(農業法人みずほ社長)「農業よ農民よ!経営者たれ」
○大山健太郎(アイリスオーヤマ社長)「大震災こそ『ピンチはチャンス』に」
○山田恭暉(福島原発行動隊理事長)「放射線被曝、受けて立つ」
○相原亮司(二級建築士・行政書士)「東大闘争と『三里塚』を生きて」

【著者紹介】
梅沢 正邦(ウメザワ マサクニ)
経済ジャーナリスト
1949年生まれ。71年東京大学経済学部経済学科卒業。73年同経営学科卒業、東洋経済新報社に入社。第一編集局記者として小売業、プラント・造船、通信、エレクトロニクスなどを担当。『金融ビジネス』編集長、『週刊東洋経済』副編集長などを経て、99年論説委員、2001年論説委員長。04年企業情報部長兼編集局次長。09年退社、現在に至る。

内容説明

順風満帆の人生はウソくさい。味気ない。「失敗」や「挫折」にくっきり彩られた人生こそが人を引きつける。団塊の世代は「失敗」に恵まれているのである。…本書の登場人物は失敗・艱難・挫折に対する耐性を持ち、さらには失敗を前進の原動力に転換する特殊能力を持っていた。突出リーダー12人の不格好な物語。

目次

失敗と成功の弁証法―柳井正・ファーストリテイリング社長
ジョブズに勝てなかった男―原田泳幸・日本マクドナルドホールディングスCEO
全共闘、外食王になる―小川賢太郎・ゼンショーホールディングス会長兼社長
アラカン社長 100年の祈り―出口治明・ライフネット生命保険会長
いつも戦場。災厄を撥ね返す「思う力」―益子修・三菱自動車工業社長
「虚無」からの旅立ち―小林喜光・三菱ケミカルホールディングス社長
挫折と土壇場からの二人三脚―大塚正則・サトーホールディングス元社長
殉教者とオポチュニストの間―河村たかし・名古屋市長
農業よ農民よ!経営者たれ―長谷川久夫・農業法人みずほ社長
大震災こそ「ピンチはチャンス」に―大山健太郎・アイリスオーヤマ社長
放射線被曝、受けて立つ―山田恭暉・福島原発行動隊理事長
東大闘争と「三里塚」を生きて―相原亮司・二級建築士・行政書士

著者等紹介

梅沢正邦[ウメザワマサクニ]
経済ジャーナリスト。1949年生まれ。71年東京大学経済学部経済学科卒業。73年同経営学科卒業、東洋経済新報社に入社。第一編集局記者として小売業、プラント・造船、通信、エレクトロニクスなどを担当。『金融ビジネス』編集長、『週刊東洋経済』副編集長などを経て、99年論説委員。2001年論説委員長。04年企業情報部長兼編集局次長。09年退社、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

11
心のそこから目標を達成したいと強く信念を持ってる人は、どんな辛い状況に立たされれても、心がブレない、寧ろ辛い状況でより信念、志が強くなって行く。ビジネスで多くの失敗の原因は下請けのように価格交渉力の無いビジネスは一難去ってまた一難のように思い決断が多い。その事に気がつき行動を起こして価格決定を持つ立場になった方が有利でありそうなると容易に決断出来きどんどん良くなって行く。価格決定権を持つ素晴らしいビジネスは一時的な嵐でも乗り越え更に誠実な経営者がもっと強くしてくれる。価格決定権=消費者独占力の証❗️2014/04/15

はなあぶ

6
掲載されているリーダー達は、どの人も情熱的で反骨心のある性質で、自分なりの人生哲学・理念があり、どんな苦境の時も筋を通す一貫性がある。絶対に失敗から逃げない。挑戦する心を何歳になっても失わない。苦境に際し、うろたえず、努力を惜しまない。他者への思いやりがある。という風に書かれているが、実際どうなんだろう。ゼンショー、ユニクロのブラックぶりを知ると、この本が胡散臭く思えてしまう。著者の文章が、個人的に好みでない。話を無理にも劇的にしようとするあざとさ、強引さが鼻について、内容に集中しづらかった。2014/06/06

funkypunkyempty

1
★★★ なんだか熱量ばかりが高く胸やけ気味な文章だった。2021/05/27

緑のたぬき

1
とにかく出てくる人SUGEEEとう論調が読んでて気になった。カルト教祖のような自分を中心に世界が回っている、目的達成のために他人を利用できる人間だから資本主義レーシングで好成績を収められるのかなと柳井社長の話で感じた。2020/12/26

Riko

0
図書館で借りた。最後のお三方の話がよかった。文体がちょっと合わないところが。2015/09/22

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