内容説明
縦割り組織は変えられない。すごい人材も望めない。では、どうすれば今の組織とメンバーで最大の成果を出せるのか?カリスマに頼らず、個を生かす。チーム組織のメカニズムを大解明。
目次
第1章 2つの組織―「ヒエラルキー」と「チーム」
第2章 チームの基本メカニズム―行動と認知
第3章 チームの「規模」と「多様性」
第4章 よりよいチームのための要因分析
第5章 よりよいチームメンバーであるために
第6章 チーム思考が広げる、個人の可能性
著者等紹介
佐藤剛[サトウタケシ]
グロービス経営大学院教授。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了、博士(経営学)。2006年よりグロービス経営大学院教授、東洋大学大学院経営研究科非常勤講師、中小企業大学校講師。現在は、理念に基づく自律的人材の育成と活用を通じての組織活性化、エグゼクティブの学習モデル、創発リーダーシップ開発などを研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかみつる
1
チームについて チームのリーダー像について リーダーシップとフォロワーについて 自律について ようは日本の昔ながらの考え方は チーム思考に似ているということ だからこそ強いリーダーシップがいなくても しなやかな秩序感をもって行動ができる ただ残念なことにこういう行動を評価する企業は少ない その矛盾をどう抱えながら仕事をするかが 課題やな メンバーが常にリーダーシップの考え方と フォロワーの考え方をもって 譲るべき時は譲り 前面に出るときは出るという 臨機応変な行動をとり続けることが チームということ
葉
1
グロービスは出版も持っていることを漠然としか考えていなかった。ヒエラルキー組織の長所も短所もあり、それをチーム制組織の導入に結びつけて書かれている。チームはイシューのはっせいによって作られ、経営者・部署がチームの生成に携わる。チームオーナーシップの下、問題に全ての関わるフォロワーが問題を共通認識するために輪になって考えることが重要でその側面にマネジャーがいるらしい。イシューにはソリューション型とクリエイティブ型がある。メタ認知はチーム間の連携にある。中内ダイエーに学ぶとして、カリスマ性の危険性として、アグ2016/06/21
ma2
1
2016年6冊目 内容自体は「そりゃそうだ」なものばかりだが、一つの本に比較的体系的にまとめられていることに価値があるのかな。中身を理解だけでなく、実践できるようになるには2度、3度と読み返す必要がありそうだ。2016/01/15
Takeru Shimo
1
2/21(土) 『チーム思考』グロービス <要約> チーム思考とは何かについて事例を踏まえて書いている本。 <感想> ヒエラルキーではなく、チームになった時の作用や効果についてや組織をやっていた時の言語化の大いなる助けになった。 <活かせること> ・イシュー(目的)は「ソリューション型」か「クリエイティブ型」か ・フリーライダーをどうするか?(ただいるだけの人) 任意の勉強会を仕切ってもらう、ランチ会など 最終的な判断はチームのためになるのかならないのかで決める *これはめちゃくちゃ刺さった。2015/02/21
Hiroyuki Fukuchi
1
いいチームの条件「イシューが共有されていること」そのうえで一人一人が「チームに対してロイヤリティをもっていること」。そうだよなぁと思いつつ、難しいとも思う。2014/02/22