内容説明
企業の90%は絶えず戦略の実行で失敗している。従来の戦略論、組織論、オペレーション論に横串を刺し、具体的な解決策を体系立てて提示する類稀な研究書。各章末の「自己診断シート」で自社の現状がチェックできる。
目次
まともな戦略を正しく実行することはなぜ難しいか?―そしてあなたにできることは?
1 正しい戦略をつくるために(“思い”のフレームワーク―「アイデンティティ」、「目的」、「未来への意思」を明らかにする;“ビジョン”のフレームワーク―「未来への意思」を「戦略」、「到達目標」、「指標」に変換する;“風土”のフレームワーク―「戦略」と「文化」と「構造」を整合させる)
2 戦略を結果に結びつけるために(“協働”のフレームワーク―「プロジェクト」を介して「戦略」を現実のものにする;“統合”のフレームワーク―複数のプロジェクトをポートフォリオとして管理する;“移行”のフレームワーク―「プロジェクト」成果をメインストリームへ移す)
正しい事柄を正しく行うことによって戦略を実行する
著者等紹介
モーガン,マーク[モーガン,マーク][Morgan,Mark]
IPSolutions,Inc.(IPS)のチーフ・ラーニング・オフィサーであると同時に、スタンフォード・センター・フォー・プロフェッショナル・ディベロップメントが提供するスタンフォード・アドバンスト・プロジェクト・マネジメント・カリキュラムのプラクティス・ディレクターを務める。工学学士号と経営学修士号を持ち、スタンフォードとPMPの両者からプロジェクトマネジメント領域の資格を取得している
レビット,レイモンド・E.[レビット,レイモンドE.][Levitt,Raymond E.]
スタンフォード大学の都市環境工学を専門とする教授であり、同大学の建築工学・管理プログラムのコーディネータを務める。スタンフォード大学に移る前、MITの教授としてMITの建築工学・プロジェクト管理プログラム発足を手がけた。1999年にスタンフォード・センター・フォー・プロフェッショナル・ディベロップメントにおけるアドバンスト・プロジェクト・マネジメント(APM)エグゼクティブプログラムを創設。2003年にはスタンフォードのコラボラトリー・フォー・リサーチ・オン・グローバル・プロジェクトを創設し、現在はディレクター
マレク,ウィリアム[マレク,ウィリアム][Malek,William]
Strategy2Reality LLCの戦略実行担当役員であり、スタンフォード大学におけるアドバンスト・プロジェクト・マネジメントコースの前プログラムディレクターを務めた。IPSolutions,Inc.のCEOであると同時に、クアルコム、シスコやマッケソンといったフォーチュン500企業のシニア経営陣のアドバイザーを務める。カペラ大学よりeコマース専攻経営学修士号とカリフォルニア大学サンタバーバラ校の機械工学専攻学士号を持つ
後藤治[ゴトウオサム]
A.T.カーニーパートナー。早稲田大学政治経済学部卒業。ハーバード大学経営大学院修了(MBA)。三菱自動車でマレーシア国民車プロジェクト(プロトン)に従事。現在、経営コンサルタントとして、クライアント企業の経営戦略、組織設計と運用。変革プログラムの構想から実行まで幅広く支援している
小林暢子[コバヤシノブコ]
A.T.カーニープリンシパル。東京大学理学部卒業、東京大学大学院修士課程修了、ハーバード大学経営大学院修了(MBA)。米国三菱商事(ニューヨーク)、外資系投資ファンドでの勤務経験を持つ。現在は、クライアント企業の全社戦略立案、新規事業開発などのコンサルティングに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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