内容説明
なぜ働かなければならないのだろうか?1万人もの人事・採用面接をこなした人事歴30年の著者による現場からのエール。若い人たちが抱いている「素朴な疑問」を解き明かす。
目次
前編 「素朴な疑問」を解き明かす(二人の青年と「素朴な疑問」;変質する産業社会;地軸のすすめ)
後編 「素朴な疑問」への回答(「良き企業」とはどういう企業か;「良き企業人」とはどういう人か;「良き企業人」にどうしたらなれるのか;「良き社会」とはどういう社会か)
それから五〇年、二人の対話
著者等紹介
中澤二朗[ナカザワジロウ]
新日鉄ソリューションズ株式会社人事部部長。1951年群馬県前橋市生まれ。1975年新日本製鐵株式会社入社。鉄鋼輸出、生産管理、労働部門などを経て、人事部門に異動。2001年新日鉄ソリューションズ発足に伴い、初代人事部長、のち同社に移籍。30年近くにわたって、人事・労働全分野に携わる。面接・面談者はのべ1万人に及ぶ。専門誌への寄稿や大学・シンポジウムでの講演多数。2011年4月より高知大学客員教授に就任予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsu
16
★1 これはなんだかなあ。思考が全然ついていかない。途中で挫折でした。図解が多いのだけど考えを分かりやすくする効果はなく、かえって混乱を招く。 テーマは良さそうだけど言いたいことは伝わりませんでした。私には。2016/04/11
あんり
4
どうしたら仕事=穴になれるかなぁ…分かったようで分からん。レンガ積み職人の話を思い出したので以下* 旅人は道でレンガを積み上げる者に出会った。 何をしているか問うと「レンガを積んでいる」と答えた。 道を進むとまたレンガを積み上げる者がいた。 何をしているか問うと「壁を作っている」と答えた。 さらに足を進めるとまたレンガを積み上げる者がいた。 何をしているか問うと「素晴らしい大聖堂を作っている」と言った。 3人のしていることは同じ。けれどこんなに違う。2020/01/07
貧家ピー
4
著者は、新日鉄ソリューションズ人事部長。 内容は働くことについて、かなり哲学的な内容で、思ってたのと違った。仕事とは「穴」。仕事を通して、先を見通し、先に進むことができる、ということなのか。2018/11/15
pondeporlion
2
少しロジックな話が多くて読むのに苦労しました。ですが読み進めていくと企業と、企業で働く人についての在り方について考えさせられました。といっても途切れ途切れで読んだのもあって完全には頭に入ってないです・・・。「協働」「継承」「新結合」などのあまり聞かない言葉が、心に大きく響きました。普段口にしない言葉ですね。2015/06/06
イケダ
2
就活生です。働くことを考えたくて手に取りました。大切なことはわかりましたが、頭の中でもやもやとしたものは相変わらず渦巻いています。答えはまだまだ見つからなさそうです。2013/10/12