内容説明
本書はマーケティングの実務の流れに沿いながら、思考・発想の仕方を解説し、そこから実際にどのようなアクションを考え出すかを紹介していく。かつその中からマーケティングの本質を明らかにしていく。
目次
序章 管理志向からマーケティング志向へ
第1章 環境分析
第2章 提供価値の概念化
第3章 顧客価値決定のメカニズムを探る
第4章 創り、伝え、届ける
第5章 4P再考―マーケティングの留意点
著者等紹介
数江良一[カズエリョウイチ]
早稲田大学商学部卒業後、日産自動車に入社。主に北米向け製品企画業務にたずさわる。ケロッグスクールにてMBA取得後、ルイヴィトン・ジャパンKKのマーケティングマネジャー、バカラパシフックKK代表取締役、タイメックス駐日代表を歴任。1997年にマーケティング・スコープ社を創業、コンサルティングやマネジメントトレーニング、講演活動を行なう一方、夜学の経営塾BLTC(ビジネスリーダーズ・トレーニングキャンプ)を主宰する。書籍、映像、論文に関する仕事は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
33
仕事での研修教材の一つとして読了。一般的なマーケティングの本よりも実例を深掘りした内容が多く新たな気づきがいくつかあり。2017/12/22
Takashi
3
社内の研修で教科書として使用。具体的な事例を多く紹介しながらマーケティングの思考法と実践について分かりやすく解説。PLCに関する説明はこれまでに読んだ類似本よりも深く理解できた。2021/01/16
Roy
3
マーケティングの入門教科書。マーケティングの概念や各ツールの使い方、ケーススタディも豊富に記載されているので参考になる一冊。2019/10/22
人工知能
2
読み物としても面白いのだけど、何より4Pの使い方が勉強になった。4Pは単に4つの視点から整理するためのものではなく、これらを組み合わせることによってマーケティングROIを最大化するためのものだということ。例としてプリウスの話があり、あのプリウスを戦略的な価格で世に出したこと、インサイトが出た後は廉価モデルをインサイトと一緒の価格にしつつ、グレードで幅を持たせてインサイトと比較した人が結局プリウスのハイグレードを買いたくなるように仕向けたこと。広告も駆使したこと。常に4Pの使い方は意識したい。2018/12/12
Q_P_
0
マーケティングの教科書的内容。2012/12/31
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