内容説明
八方ふさがりの中で悩めるビジネスパーソンたちよ、そこには「知られざる秘策」がある。百戦錬磨のプロが数多くの新規事業立ち上げ方の「仕組み」を提示し、成功のための正しい考え方・ノウハウを具体的に説く。すぐに使える「事業開発システム」フォーマット付き。
目次
第1部 新規事業の原理―だから、御社の新規事業は立ち上がらない(社内新規事業公募はうまくいかない;新規事業をうまくいかせるための考え方とは?;組織階層視点から見た新規事業―なぜ、あなたの関わる新規事業は社内で潰されるのか?)
第2部 新規事業が次々立ち上がるあるべき「仕組み」―事業開発システム(「事業開発システム」を活用した新規事業立ち上げまでの流れ)
資料 事業開発システムで活用できる資料フォーマット
著者等紹介
坂本桂一[サカモトケイイチ]
(株)フロイデ会長兼シニアパートナー、事業開発プロフェッショナル。山形大学客員教授。専門は、新規事業創出、ビジネスモデル構築、M&A。1957年京都市生まれ。東京大学入学後、在学中にソフト制作会社(株)サムシンググッドを設立する。以後も(株)ソフトウィング、アルファシステム(株)、アドビシステムズ(株)(当時社名アルダス(株))、(株)ウェブマネーなどを設立し代表、会長に就任。うち数社を年商数百億円ビジネスに育て上げる(以上すべて現在は退任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山田太郎
14
とにかくやれじゃだめなんだと思った。器がどうとうかこうとかは私もそう思う 2012/08/08
645TJC
7
新規事業成功の要件は?①目的志向=何のために何をするのか?何のための既存事業なのか?KSFが異なる既存事業の慣習に捉われない適切な仕組みを設けた上で実行に移す②環境変化の察知力。環境は常に変化。成功要件はスピードx量=高速でPDCAを回す事で変幻自在に動く。成功する!という信念は必要だが形に固執しない事③あえて枠からはみ出る。みんなが最初から賛成する様なことに大きな成功の余地は無い。なぜなら本当に革新的なアイディアは未知の物であり理解できないから否定される。その否定を肯定に変え結果を出す事がイノベーション2016/06/16
うし
1
現場レベルでどうこうの話じゃない、ということがよく分かりました。2017/04/18
miyukick
1
この3月まで新規事業開発の部署にいたのですが、正直いうと本当に色々と思うことはありました。その思うこと、というのは、多少なりとも係わった人間でなければ味わえない葛藤や矛盾が多いものです。それを含めて人生の醍醐味だ、と思いながらの時間の中で気がついたことがこの本の前半にガツンと書いてありました。「新規事業部なのか、新規事業開発部なのか。」前者は新規ビジネス単体を立ち上げることであり、後者は新規ビジネスを開発・支援するプロデュースユニットであると。この違いを往々にして経営側は明確に定義をせず、結局、前者の流れ2010/04/10
若
0
新規事業を生み出すための社内の仕組みから見直しましょう。という内容。2015/02/04
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- 和書
- 死神の精度 文春文庫