内容説明
リスクから考えれば、経営はスッキリとわかる。リスクのとり方によってビジネス・モデルを設計し事業を成功に導く―など、「目からウロコ」のインストラクション(教え)を提示した経営実践書。
目次
第1章 リスクとは選びとるべきものである
第2章 リスクとビジネス・モデルと戦略の関係
第3章 ビジネス・モデルを読み解くための財務分析
第4章 ビジネス・モデルを強く意識した戦略立案
第5章 事業リスクとオカネの性質を一致させる
第6章 成功確率を高める投資術
第7章 成功確率を高める事業計画
著者等紹介
小松伸多佳[コマツノブタカ]
1989年早稲田大学政治経済学部卒後、(株)野村総合研究所入社。証券アナリスト(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)として、内需型サービス産業などを担当し、通産省アウトソーシング委員会委員などを歴任。2005年独立し、複数企業の役員を務めるとともに、日本初のLLP(有限責任事業組合)によるベンチャー・キャピタルを創始。(社)関東ニュービジネス協議会研究部会長として経営者教育にも携わる。同会の「成功確率を高める事業計画」講座は、経営者から圧倒的な支持を受け、本書のもととなった。最近は、内閣府規制改革会議などを通じ政策提言も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豆の木 土方正和
1
リスクテイクの意味が初めてわかりました。今まで難しいと思い込んでいたことが、とても分かりやすく書かれていてとても勉強になりました。経営といわず、事業にかかわる人に優しい著書と思います。2017/05/09
christinayan01
0
経営理論のセオリー中のセオリーを短時間で学ぶならこれ。というくらい纏まっていると思う。また具体例も提示されているため、実際どういったシーンで使われるのかも勉強できる。 最終章で「宇宙ビジネスで事業を興すとして、実際にVCに提出するような事業計画書」の例が載っているが、これが特に参考になった。 あとバランスシートの辻褄の合わせ方と、そこからビジネスの良し悪しのサインが出ている等の目安にする点が良かった。これが私は今までずっとわからなかったのでスッキリしました。2017/07/20
koichi uchida
0
経営戦略の雰囲気を感じました。仕事では専門でないけど、どのようなものか、感覚をつかむのに参考になりそう2017/03/05
vwxzy_19
0
大学1年時に弟子入りさせて頂いた著者が、経営戦略をファイナンスの側面から描いた一作。「宇宙旅行ビジネス」のような、全くの未知のビジネスの成功確率を高めるために、どうリスクをマネジメントすべきか、つまり、リスクマネジメントについて非常に分かりやすく解説している。初学者にオススメの一冊。2011/02/27
バレバレット
0
リスクの取り方からビジネスモデルを導き出す。 株主の視点、バランスシート活用法等、細かく解説されてます。 具体例も多く非常に参考になりました。2008/12/10
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