やりたいことを実現する実践論理思考

高橋 俊之【著】

東洋経済新報社（2007/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 239p／高さ 20cm
• 商品コード 9784492555842
• NDC分類 141.5
• Cコード C3034

内容説明

グロービスマネジメントスクールで１０００名以上の受講生にロジカルシンキングを教えた著者が、ビジネスや生活で使える「自分実現」の考え方を全公開。上司・他部門・部下を動かすための説得をいかに行うか。忙しすぎる状態をいかに解消するか。わかりやすく、身近な事例を使って実践的に説明。

目次

１　パワフルな思考はここから始まる―目的を意識し続ける
２　よい決断と説得成功のカギ―構造を押さえてから中身へ
３　考える力を駆使して人を説得する―相手と共有できるロジックを見つける
４　柔よく剛を制す―メカニズムを押さえる
５　常識にとらわれない考え方をするために―ものごとの「本質」をつかむ
６　「やりたいこと」を見つける―情報を「解釈」する
７　未来図と行動計画を作る

著者等紹介

高橋俊之［タカハシトシユキ］
ＳＣＨＯＯＬ　ＯＦ未来図代表。一橋大学法学部卒、ミシガン大学経営学修士（ＭＢＡ）。情報機器系ベンチャー企業を経て、株式会社グロービスに加わり執行役員、グロービス・マネジメント・スクール（ＧＭＳ）統括責任者等を務める。また論理思考（クリティカル・シンキング）クラスの開講当初から講師を務め、累計１０００名以上の受講生を担当するとともに、そのカリキュラムの開発・改良に携わる。並行してインターネット上の知識創造コミュニティ「知恵広場」を主宰。２００１年からは独立、知恵市場、ＧＭＳの講師の他、新しい教育手法による英語教育「英語のシャワー」を主宰。２００５年、活動を集約し「ＳＣＨＯＯＬ　ＯＦ未来図」として立ち上げる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[がっち]

ロジカルシンキングといった類になるだろうが、そんなのは関係なく学生でも読みやすい本であった。役にたつとかは別にして、考え方の一つと読むとよいかと。Ｂ

2010/05/01

[Yuichi Masui]

立教大学BLPに関わる先生のご著書。ゼミの活動でも地域の皆さんやチームメンバーに対して自分の考え方を伝える論理思考はとても重要。特にこれからの学生たちにはやるべき正解があるわけではない中で「やりたいこと」が意味を持ってきます。それを実現するために目的から考える、物事のメカニズム、本質のつかみかたなどは学生につけてほしい力。授業でも少人数でのワークで取り組んでみたいです。

2019/02/18

[kinjiro]

目的を意識するというものの考え方に気づかせてくれた本でした。 「はじめに」に書かれているとおり、簡単に論理的思考ということを伝えようと工夫してあると思います。 いつかもう一度読めば別のヒントがあるような気がします。

2012/10/28

[いくみ]

ロジカルシンキングの方法論的なお話ではなく、実例を挙げながら「考える力」を高めるための方法が書かれています。とても読みやすく　―「何をしたいか」「何をする必要があるか」をまず考える。 次に、できる、できないではなく、『どうやったらできるかを考える』―　って部分など、ちょっとしたきっかけになりそうです。

2013/06/12

[LS]

メカニズムや論点を明確にすることで見えるものがある。今後の人生の様々な局面で役立ちそうな一冊。

2013/05/16