内容説明
EQは読み書き能力と同様に、訓練や学習で伸ばすことができる。本書では、「EQとはどういう能力か」「EQを伸ばす具体的な方法は」「ビジネスシーンでのEQ活用法」を具体的に解説している。本書の自己チェックでEQを測定し、自分の強み、弱みを理解し、成果を生み出す66の法則にもとづいてこころを鍛えてもらいたい。
目次
第1章 「感情」の大切さを知る―私たちの行動は「感情」に支配されている
第2章 もっと「感情」に賢くなろう―EQを構成する四つの能力
第3章 あなたのEQを測定してみよう―EQ自己チェック
第4章 EQ開発トレーニング(1)―自分の感情を知る
第5章 EQ開発トレーニング(2)―相手や周囲の感情を知る
第6章 EQ開発トレーニング(3) いますぐできる応用実践編―日常生活の行動を変えることで、こころを鍛える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuma Usui
25
本書はEQを下記4つの能力に分けて鍛え方を紹介している。作業効率を上げるために適切な感情を想起して事にあたるというのは面白いと思った。識別と利用が自分に対する能力で、理解と調整が周囲の人に対する能力かなと理解。EQ4つの能力「識別: 自らの感情の状態を知覚する」「利用: 思考の助けとなるよう感情を把握し、自ら感情を生み出す」「理解: 他者の感情の状態や感情に関する知識を理解する」「調整: 感情面や知的側面での成長を促すために感情を調整する」2019/01/17
Kentaro
18
多くのビジネスで起こりうる日常の中でこう考えると感情コントロールが出来ますとアドバイスしています。 やっぱり元気な挨拶がEQ力を高めるもっとも手軽な方法なんだなあと改めて感じた一冊でした。2017/02/11
ハイちん
17
[EQを高めるには感情を認識すること。感情を認識するには言葉を知ること]オーディオブックにて。EQとは自分と他者の感情をマネジメントする能力のこと。EQは社会生活を送る上で、IQよりも重要だと説いている。EQは学習や訓練によって高められることが特徴。EQを高めるには自身と他者の感情を認識する必要があり、感情を正確に認識するには「感情を表す言葉」を出来るだけ多く知っている必要がある。言葉と感情は車輪の両輪。前向きな言葉を使うことで、前向きな気分になれる。言葉によって感情を管理するのがEQの神髄なのだろう。2019/12/08
kuro
10
ためになることは色々と書かれていた。 自分が出来るレベルになっていないからだろうが 心理学系の本もそうだけど 色々考えながら、アクションしていたら 逆に人間関係がギクシャクしそうな(笑)2013/03/16
ニョンブーチョッパー
7
★★★☆☆ EQのことを理解するのに役立った。感情を言葉にしてみることで、自分へのフィードバックになって自分への理解が進んで次の行動に移すことができるようになる。2023/05/23