社長が戦わなければ、会社は変わらない―不況を言い訳にしない実践経営学

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492554661
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C3034

出版社内容情報

不況が続く素材メーカーでありながら7期連続で最高益を更新。世界最大の米国塩ビ会社を傘下に治め、ジャック・ウェルチにも称賛された名経営者が全てを明かす。

内容説明

深刻な不況が続く業界にあって、7年連続で最高益を更新。世界トップシェアのメーカーを米国で経営するなど、国際的に評価の高い“金川流経営”のすべて。

目次

序章 成功体験には引きずられない―常に最悪のケースを想定する
第1章 “自分流の経営”で戦う―「私のボスは株主だけ」
第2章 会社を変革するために戦う―“抵抗勢力”にひるまない
第3章 少数精鋭でムダと戦う―ゼロからの発想で必要なものを考える
第4章 世界を舞台に戦う―海外でも自分の経営哲学を貫く
第5章 戦うトップの条件―経営者に求められる能力と覚悟
第6章 日本企業よ共に戦おう―どんなときでもチャンスはある

著者等紹介

金川千尋[カナガワチヒロ]
現、信越化学工業株式会社代表取締役社長。1926年3月15日生まれ。1950年東京大学法学部政治学科卒業。1950年極東物産株式会社(現三井物産株式会社)入社。1962年信越化学工業株式会社入社。1970年同社海外事業本部長(~90年)。1975年同社取締役。1976年同社常務取締役。1979年同社専務取締役。1982年同社塩ビ事業本部長(~90年)。1983年同社代表取締役副社長。1990年同社代表取締役社長。この間、1978年~米国のシンテック・インコーポレイテッド取締役社長(兼務)。1998年塩ビ工業・環境協会会長(~2000年)。2001年FEC国際親善協会会長。1981年米国テキサス州名誉州民、ヒューストン市名誉市民。1992年藍綬褒章受章。1993年毎日経済人賞受賞。1997年米国ルイジアナ州名誉州代表・名誉州務長官。2002年東洋経済賞(カンパニー・オブ・ザ・イヤー)受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

72
信越化学会長である金川氏の著作。最初にこれを読んだのは出版された頃、もう15年ほど前。不況のさなかにも連続して増収増益。当時でさえ77歳、この歳で最前線に立って陣頭指揮を執るとはすげぇなと思っていた。それから15年、会長に退いたとはいえ、90歳を超えていまだ企業のトップ。世界でも名だたる化学企業であり続け、時価総額は日本の化学メーカーではトップ。こうなるとポスト金川さんっていうのがこの会社のウィークポイントだよなぁ。

虎男

0
株主に配当出すために働くんですかねえ。私にはよく分かりません。 2012/07/16

AZALEA

0
★★★2009/03/24

まふ

0
信越化学の現役社長の著書。N氏の大推薦による本であったが、成功者の信条、生き方、としてクールに捉えると新しい観点は見えない。一番大事なのは自分は自分の枠を越えて無理することは出来ないということだろう。ただし、社長としての気構え、自分に対する負荷のかけ方は並みのものではない。自らに厳しいからこそ人もついてくるということではないか。俺は俺の出来ることをやる。2003/02/01

おかみつる

0
信越化学工業の社長のビジネス論。  とてもタフでシビアな社長であり経営理論を持っているのが分かる。  変わった経営をしているのではないが、継続とぶれない軸をもつことがたいへん重要であることが理解できた。  共感できるところが少なくてあまり好きではないのですが、経営を維持し収益を伸ばし続けるというのは、こういうことを常に考えて行動しつづけなければいかないのだということなんやろう。  まだまだ自分は甘いということだ

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