出版社内容情報
急成長のソフト産業界は100%“人材”に依存している。こうした業界の開発戦略、創造と協働を触発する環境の整備、技術者の育成、賃金・労働時間等のあり方を実例から詳論する。
内容説明
大小4千社からなる急成長産業は、地方へ世界へと市場や開発拠点を広げ、いま再編期をむかえている。業界の現状・動向を概観したうえで、開発戦略から、創造と協働を触発する環境の整備、技術者の人材育成、労働市場・賃金・労働時間などのあり方を豊富な実例から詳論した。
目次
拡大・変貌するソフトウェア産業(ソフトウェア産業・企業をみる視角;拡大をつづけるソフトウェア需要;変貌するソフトウェア産業)
ソフトウェア開発の産業組織と経営戦略(ソフトウェア会社の社会的分業構造;ソフトウェア開発の進め方;経営戦略)
ソフトウェア産業の地方化と国際化(何が「地方化」を促したのか;首都圏大手企業の地方化戦略;地方ソフトウェア産業振興のシナリオ;ソフトウェア産業の国際化)
ソフトウェア技術者の労働市場と職業意識(ソフトウェア技術者の労働市場;ソフトウェア技術者の職業意識と移動性向)
ソフトウェア産業の賃金と労働時間の特質(ソフトウェア産業の賃金構造;ソフトウェア産業の労働時間―ソフト生産合理化と残業削減を目指して)
ソフトウェア技術者の育成と管理(ソフトウェア企業の雇用管理;技術者の分化とキャリア;人事制度改革の方向)
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