アクション・バイアス―自分を変え、組織を動かすためになすべきこと

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アクション・バイアス―自分を変え、組織を動かすためになすべきこと

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  • サイズ B6判/ページ数 258,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492533598
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

生き方から組織経営まで。意志の力と目的達成へのメカニズムを解明した経営学の泰斗による世界標準のリーダーシップと経営の指南書。

本当に未来を創り出す仕事をしているのか? あくせくしながらも、結局何も達成できていないのはなぜか? 真に行動力あふれる個人と組織を創り出すのに何が必要か? 「行動への飽くなき姿勢(アクション・バイアス)=意志の力」と目的達成へのメカニズムを解明した志ある個人とトップリーダーたちへのメッセージ。経営学の泰斗、故ゴシャール教授による世界標準のリーダーシップと経営の指南書、待望の新装版。

著名経営者・経営学者も絶賛!
「自らを見つめ、『自分の軸』を探し出す。リーダーシップを育むための最良の書」(LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO 藤森義明)
「本気で変えるために挑戦し続ける。その覚悟のために読んでおきたい」(サントリーホールディングス代表取締役社長 新浪剛史)
「今は亡き、親愛なる友スマントラ・ゴシャールは、深淵で、責任感にあふれ、そして遊び心に満ちていた。発想に富み、人好きで、沈思黙考すると同時に、人を労わった。今でもスマントラは、世界の経営学において最も洞察力にあふれる語り部であり続けている。日本の経営者とビジネスパーソンに、彼の素晴らしい思想をもっと知ってもらえればと切に願う」(カナダ・マギル大学教授 ヘンリー・ミンツバーグ)
「スマントラ・ゴシャールは早く逝きすぎた偉大な思想家だ。彼の遺作である本書は、永く読まれるべき経営書だ。それは人と、人が創り出す行動が、いかに偉大な組織や社会の核となりうるのかのビジョンを示してくれる。本書は読者を鼓舞し、リーダーとしての成長に導いてくれるだろう」(ハーバード・ビジネススクール教授/学長 ニティン・ノーリア)

概論 経営とは、実行し成し遂げる芸術である
第?T部 意志の力を駆使して結果を出す
第1章 アクティブ・ノンアクションからの決別にあたって
第2章 エネルギーを引き出し、集中力を高める
第3章 モチベーションを超えて意志の力を追求する
第4章 ルビコン川を渡る
第5章 ノンアクションの三つの罠を克服する

第?U部 行動する人々であふれる企業を育てる
第6章 目的意識を持ったマネジャーを育成する:組織の責任
第7章 組織の持つエネルギーを解き放つ
第8章 人々を行動に向けて解放する:リーダーに必要とされるもの

【著者紹介】
ハイケ・ブルック
ザンクト・ガレン大学(スイス)教授
ザンクト・ガレン大学(スイス)教授。同校「リーダーシップと人的資源管理」研究所所長。ベルリン自由大学より経営学修士号を、ハノーバー大学より経営学博士号を取得。専門はリーダーシップ論。世界各国の大学機関で研究・教育活動を行っている。とりわけ近年は、マネジャーの感情、意志、行動、リーダーシップについて研究を進めている。

内容説明

本当に未来を創り出す仕事をしているのか?あくせくしながらも、結局何も達成できていないのはなぜか?真に行動力あふれる個人と組織を創り出すのに何が必要か?「意志の力=行動への飽くなき姿勢」と目的達成へのメカニズムを解明した志ある個人とトップリーダーたちへのメッセージ!

目次

経営とは、実行し成し遂げる芸術である
第1部 意志の力を駆使して結果を出す(アクティブ・ノンアクションからの決別にあたって;エネルギーを引き出し、集中力を高める;モチベーションを超えて意志の力を追求する;ルビコン川を渡る;ノンアクションの三つの罠を克服する)
第2部 行動する人々であふれる企業を育てる(目的意識を持ったマネジャーを育成する―組織の責任;組織の持つエネルギーを解き放つ;人々を行動に向けて解放する―リーダーに必要とされるもの)

著者等紹介

ブルック,ハイケ[ブルック,ハイケ] [Bruch,Heike]
ザンクト・ガレン大学(スイス)教授。同校「リーダーシップと人的資源管理」研究所(Institute for Leadership and Human Resource Management)所長。ベルリン自由大学より経営学修士号を、ハノーバー大学より経営学博士号を取得。専門はリーダーシップ論。世界各国の大学機関で研究・教育活動を行っている。とりわけ近年は、マネジャーの感情、意志、行動、リーダーシップについて研究を進めている

ゴシャール,スマントラ[ゴシャール,スマントラ] [Ghoshal,Sumantra]
1948年インド生まれ。マサチューセッツ工科大学とハーバード大学より経営学博士号を取得。組織戦略論の世界的権威で、インシアード経営大学院教授、ロンドン・ビジネススクール教授、インド経営大学院初代学長、イギリスの先端経営研究所(Advanced Institute of Management Research)フェローなどを歴任。その他、複数の企業の社外役員やコンサルティング、世界経済フォーラムのフェローなどとしても活躍したが、2004年に逝去

野田智義[ノダトモヨシ]
アイ・エス・エル(ISL:Institute for Strategic Leadership)理事長。1959年京都市生まれ。83年東京大学法学部卒業後、日本興業銀行に勤務。88年渡米後、マサチューセッツ工科大学より経営学修士号を、ハーバード大学より経営学博士号を取得。ロンドン・ビジネススクール助教授、インシアード経営大学院(フランス、シンガポール)助教授などを経て、2001年7月に、全人格リーダーシップ教育機関であるISLを創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

44
啓発本のつもりで一読の価値ありかな。各象限にまとめがあり、それを読み繋いでいくと概略がつかめるのもいい。記録して記憶に残るようにしてみよう。2019/02/09

Willie the Wildcat

43
エネルギーと集中力。引き出す源は、明確な目標。感情のコントロールは必須。イメージ、自分の意図へのコミット。課題は、時間軸と持続力。頭の切り替えも、必要不可欠な要素。意志の力を働かせるための4つのステップの「意図から自分を解放する」が興味深い。様々な事例も活用した「目的意識」の醸成と共に、次に向けての心の整頓といったところか。一方、6つの戦略の5つ目「中止責任」は若干非現実的。「ルビコン川を渡る」にも繋がる意志の力が試されるところ。加えて、他者の動機付けではなく目的意識を持たせることもキモとなる。2016/06/13

Bun-ichi Kawamoto

7
自分は不真面目な優等生になっていないか。あくせくしながらも結局何も変わらない組織のレールに乗って本質的な変化を促す行動を起こせない。忙しさにかまけて環境の変化においていかれてないか、それを自省する時間を意識的にマネジメントしているか。2016/01/20

snowboy

6
前半は、個人の働き方、仕事へのコミットについて。後半はリーダ観点での組織論・経営論。「モチベーション」と「意思の力」は全く異なるもの、というところが興味深い。私たちはしばしば「モチベーション」の力を信じて、行動を思考したりコミュニケーションしたりしていますが、「モチベーション」は非常に流動的で外的な刺激にしか過ぎない。それに対し、「意思の力」は自分にコミットしそれこそ川を渡り後戻りできないところで内的に発生する。「意思の力」を持つと何かに取り憑かれたようになるのでしょうね。「覚悟」とも似ている気がします。2018/07/15

hiyu

6
ちょっと難儀するかと思い読み進めた。マネジャーと組織のエネルギーの扱いはちょっと混乱した。言わんとするところはよく理解できるが、混乱を避けるにはそれぞれ別表現が良いかもしれない。それぞれのまとめは非常に参考になった。2016/10/12

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