最強のシナリオプランニング―変化に対する感度と柔軟性を高める「未来の可視化」

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最強のシナリオプランニング―変化に対する感度と柔軟性を高める「未来の可視化」

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492533369
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

非連続な変化の時代に経営と戦略の意思決定の質とスピードを高めるシナリオプランニングについて、第一人者が解説。

企業の生き残りを図る上でも、長期の成長戦略を進める上でも、「環境の不確実性を理解し、将来起こり得る様々な変化に、柔軟に対応する構えを持つこと」が不可欠となっている。そのための有力な手法が、「シナリオプランニング」である。本書ではシナリオプランニングの手法とケースを紹介する。

第 I 部 概論編
第 1 章 シナリオ思考の時代
第 2 章 シナリオプランニングのフレームワーク
第 3 章 シナリオプランニングの検討チーム

第 II 部 ケーススタディ:基礎編
第 4 章 世界の酒類・飲料業界の変化
第 5 章 地銀の生き残り戦略 
第 6 章 インド小売市場の20年後の姿
第 7 章 電力大競争の行く末 

第 ?V 部 ケーススタディ:応用編
第 8 章 エコカーの本命
第 9 章 アップル・サムスンによるスマホ・タブレットの覇権争い
第 10 章 アジアの経済・貿易ルールづくりの主導権争い
第 11 章 サキヨミマップで情報通信業界の制度変化を読み解く

第 ?W 部 実践編
第 12 章 シナリオプランニング活用のポイント 

【著者紹介】
梅澤高明(ウメザワ タカアキ)
A.T. カーニー 日本代表 グローバル取締役会メンバー
東京大学法学部卒、マサチューセッツ工科大学スローンスクール卒(MBA)。日産自動車を経て、A.T. カーニー(ニューヨークオフィス)に入社。1999年に日本オフィスに異動。2007年に日本代表に就任、2012年にグローバル取締役会メンバーに選任。消費財、ハイテク、メディア、エネルギー、総合商社などを中心に、グループ経営・事業ポートフォリオ、成長戦略、シナリオプランニング、マーケティング、組織設計などの支援に従事。経済産業省「クール・ジャパン官民有識者会議」委員(2010年)、内閣府「税制調査会」特別委員(2013年)。著書に『ストレッチ・カンパニー』(翻訳, 東洋経済新報社)、『グループ経営戦略と管理』(共著, 企業研究会)がある。

内容説明

非連続な変化の時代に、経営と戦略の意思決定の質とスピードを高める思考法。本格的な8つのケースで実践的に学べる!幾多のプロジェクトで有効と実証された戦略コンサルティング、A.T.カーニーの実践的アプローチを公開!

目次

第1部 概論編(シナリオ思考の時代;シナリオプランニングのフレームワーク;シナリオプランニングの検討チーム)
第2部 ケーススタディ:基礎編(世界の酒類・飲料業界の変化;地銀の生き残り戦略;インド小売市場の20年後の姿;電力大競争の行く末)
第3部 ケーススタディ:応用編(エコカーの本命;アップル・サムスンによるスマホ・タブレットの覇権争い;アジアの経済・貿易ルールづくりの主導権争い;サキヨミマップで情報通信業界の制度変化を読み解く)
第4部 実践編(シナリオプランニング活用のポイント)

著者等紹介

梅澤高明[ウメザワタカアキ]
A.T.カーニー日本代表/グローバル取締役会メンバー。東京大学法学部卒、マサチューセッツ工科大学スローンスクール卒(MBA)。日産自動車を経て、A.T.カーニー(ニューヨークオフィス)に入社。1999年に日本オフィスに異動。2007年に日本代表に就任、2012年にグローバル取締役会メンバーに選任。消費財、ハイテク、メディア、エネルギー、総合商社などを中心に、グループ経営・事業ポートフォリオ、成長戦略、シナリオプランニング、マーケティング、組織設計などの支援に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人工知能

6
ますます先が見通せなくなっているこの世界で、ますます重要度が増す考え方だと思った。what ifの連鎖が起きた場合シナリオはどうなるか、その場合自社はどのような戦略を取るべきか。それを念頭に置いて構えを取っておき、いざ起きると誰よりも早く仕掛けていくことが、有事の際に差を生むことに繋がる。マクロ環境分析、シナリオツリー、インパクト評価、戦略検討のフレームワークはとてもわかりやすい上に説得力もある。インフレンスダイヤグラムも有用そう。単なる環境分析で終わらず、ここまで踏み込んで考えたい。2020/07/14

Noriko Kawamura

3
『PESTなどでマクロ環境を書き、それをインパクトレベル不確実性のマトリクスで分類し、それぞれに対する戦略を考えましょう』という本だった。 事例も豊富でしたが、いまいちスッと自分の知識になったかというとそんな読後感を得られない感覚です。 なぜその事象をチョイスしてフレームに当てはめているのかという行間が事例では語られてなく結果論しか書かれてないからなのか。。2015/09/17

ちくわ

2
シナリオプランニングの入門書。不確実性の時代においては複数シナリオを想定するシナリオプランニングのスキルが重要になってくると理解しているものの、本書はその考え方とケースを解説する。正直、考え方の深堀がなされているかというとなされていないとは思うものの、まず手に取る一冊目としては悪くないのではとは感じた。2024/07/28

しばにゃん

1
見えていることばかりを議論するのではなく、自社には見えていない死角を探ることが大事。「他業界や別の職種の人だったら何に着目するか?」…色々な立場で考える、「参入企業だとしたら何をするか?」…競合の立場で自社を捉える、「何が起きたら業界が消えるか」…破壊的なシナリオから逆算して何が自社を存立させるクリティカルな前提なのか?、「未来から振り返ったら何が分岐点になるか?」…現在の状況が出来上がる分岐点となったポイントを探る。2022/03/06

Minyole

1
事例が充実していて面白いです。2013年に刊行された本なので、事例の未来が今になっています。事例のスマホのシナリオですと、現在の状況は、シナリオCー2のオープン化が進んでスマホメーカーが乱立するシナリオに近いと思いますが、現実は更にそれを通り越して中国メーカーが台頭し、第三極を形成しています。本書でシナリオを組み立てる過程で「中国の台頭」にまったく触れられていないのは興味深いです。未来予測の時間軸の問題なのか、2013年の時点では「想定外」なのか。掘り下げると今後のシナリオプランニングに役立ちそうです。2020/02/06

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