出版社内容情報
すでにある製品に新しい発想と技術を吹き込み驚きの製品に仕上げるリ・インベンションを詳細に解説。日本企業の未来はここにある。
「どうする?日本企業」の続編として、日本企業がとるべき道を示します。
経済の成長期に機能した戦略が、成熟期以降もそのまま機能するとは限りません。
成長ありきの戦略論はいったん忘れて、本書で提示する「リ・インベンション」に取り組んでみてはどうでしょうか。
他社と同じ次元で「イノベーション」に邁進すると、同質化競争は避けられません。
次元の違う製品を生み出し、ブルーオーシャンへといたる道をどう歩むか。
それには、個人の挑戦や、企業家精神をどう発揮させるかがカギを握ります。
「リ・インベンション」の9つの具体例を紹介し、具体的な日本企業改造案も提示します。
これからの時代をつくるビジネスパーソンの必読書です。
第1部 WHY:なぜリ・インベンションなのか
第1章 織機の快挙と悲劇
第2章 西洋芸術史の教訓
第3章 脱イノベーション
第2部 WHAT:これがリ・インベンションだ
第4章 起業家の挑戦
ホヴディング 自転車用ヘルメットを創り直す
レボライツ 自転車用灯火装置を創り直す
スマートペン ノートを創り直す
第5章 企業家の挑戦
OXO キッチン用品を創り直す
エアマルチプライアー 扇風機を創り直す
アイパッド パソコンを創り直す
第6章 大企業の挑戦
ベイブレード ベーゴマを創り直す
ネスプレッソ インスタントコーヒーを創り直す
ウォークマン カセットテープレコーダーを創り直す
第3部 HOW:どうリ・インベンションするか
第7章 製品企画へのヒント
第8章 協業体制へのヒント
第9章 経営管理へのヒント
【著者紹介】
三品 和広(ミシナ カズヒロ)
神戸大学大学院経営学研究科教授
1959年愛知県生まれ。82年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、89年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。89年ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助教授等を経て、現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。
著書:
『戦略不全の論理』(東洋経済新報社、2004年、第45回エコノミスト賞、第21回組織学会賞(高宮賞)、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞)
『経営は十年にして成らず』(編著、東洋経済新報社、2005年)
『経営戦略を問いなおす』(ちくま新書、2006年)
『戦略不全の因果』(東洋経済新報社、2007年)
『戦略暴走』(東洋経済新報社、2010年)
『総合スーパーの興亡』(共著、東洋経済新報社、2011年)
内容説明
驚きを与える製品をどう作るか。自転車用の見えないヘルメット、ノートと音声を連動させたペン、頭脳戦の要素を組み込んだベーゴマなど、9つの事例を紹介。
目次
1 なぜリ・インベンションなのか(織機の快挙と悲劇;西洋芸術史の教訓;脱イノベーション)
2 これがリ・インベンションだ(起業家の挑戦;企業家の挑戦;大企業の挑戦)
3 どうリ・インベンションするか(製品企画へのヒント;推進体制へのヒント;企業改造へのヒント)
著者等紹介
三品和広[ミシナカズヒロ]
1959年愛知県生まれ。82年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、89年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。89年ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。著書に『戦略不全の論理』(東洋経済新報社、2004年、第45回エコノミスト賞、第21回組織学会賞(高宮賞)、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Yasunobu Hino
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