戦略は直観に従う―イノベーションの偉人に学ぶ発想の法則

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戦略は直観に従う―イノベーションの偉人に学ぶ発想の法則

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  • サイズ B6判/ページ数 269,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492532751
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C3034

内容説明

ナポレオン、ピカソ、仏陀、マイクロソフト、グーグル、グラミン銀行…既存の世界を一新するアイディアはどのようにしてひらめくのか?コロンビア大学MBA人気教授の講義を書籍化。

目次

第1章 ひらめきと第一感―戦略的直観とは何か
第2章 地球史に残る科学革命―コペルニクス、ニュートンと直観的ひらめき
第3章 右脳と左脳―脳科学が解き明かす知的記憶の働き
第4章 戦略的直観vs.専門的直観―消防士とチェス対局者の脳内
第5章 ナポレオンのヨーロッパ征服―古典軍事論におけるひらめき
第6章 仏陀の闘い―初心に帰る道
第7章 ビル・ゲイツとグーグルが命運を懸けたもの―ビジネスにおける戦略的イノベーション
第8章 社会的企業の実践経営―アメリカ社会運動とグラミン銀行の現場から
第9章 アフリカ彫刻と食事をするピカソ―創造性は盗めるのか
第10章 戦略的直観は教えられるのか―デューイの教育論
第11章 ケネディのアポロ計画―環境が進化をもたらす

著者等紹介

ダガン,ウィリアム[ダガン,ウィリアム][Duggan,William]
コロンビア大学ビジネススクール准教授。1974年コロンビア大学卒業、86年同大学にてPh.D.取得(経済史)。フォード財団、世界銀行、NPOなどで戦略コンサルタントとして活躍。2001年よりコロンビア大学で教鞭をとる。専門は経営戦略。また、世界中の民間企業、政府関係機関、各種団体などで講演やコンサルティングを積極的に行っている。『戦略は直観に従う―イノベーションの達人に学ぶ発想の法則』は、韓国、インド、ドイツ、フランス、ベトナム、スペインにて翻訳出版され、ブーズ・アンド・カンパニー発行のStrategy and Business Magazine誌にて「Best Strategy Book of 2007」を受賞している

杉本希子[スギモトヒデコ]
1978年東京都生まれ。2001年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、会計系コンサルティングファームに入社。SEを経て、経営コンサルタントとして、合併統合や組織改革を手がける。09年コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。現在、戦略系コンサルティングファームにて、事業再生や成長戦略などのコンサルティングに従事

津田夏樹[ツダナツキ]
1978年徳島県生まれ。2002年東京大学法学部卒業。財務省入省。国際局にてG7やG20といった国際会議を担当した後、主税局にて政府税調や平成18・19年度の税制改正などを担当。09年コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。現在、金融庁監督局に出向し、主要行の銀行監督に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

27
日本語訳のタイトルは、非常に有名な「組織は戦略に従う」をもじったものだと思いますが、ちょっと著者の意図とは違うんじゃないのかなと思いました。 中身も面白かったのですが、ビジネスにおける例がビル・ゲイツ、Google、スティーブ・ジョブズ、IBMで、ちょっと古くない?と思いました。著者が米国人で2007年であればamazon、facebookに触れてもいいんじゃないかと…2022/02/25

ひろ☆

5
「戦略的直観」とは、予感や本能的な直感と違い、思考力を活用して、機会に備え、機会を見極め、機会に基づいて行動する。 その思考の一つの方法は、「模倣」するのではなく、「必要な部分を盗み、組み合わせる」 2013/07/12

人工知能

3
原題strategic intuition。イノベーションを起こすためには目標を設定し、それに邁進するジョミニの方法ではなく、時代や置かれた環境や時期などのカルマを見計らって好機をうかがいつつ、ひらめきによって過去のいくつかの事例を組み合せ、強い意志をもってやりぬくというクラウゼヴィッツの方法を推奨する。マイクロソフトやグーグルの事例を取り上げ、最初から目標ありきで戦略を策定したのではなく、鋭い先見性と芽がではじめている技術にいち早く着目しエッセンスを盗むことで突破口を見出したことを論証する。2017/12/21

石臼

2
目標を設定しそれに向けたルートを選択するジェミニ式の戦略論と、その場その場で最小労力で最大効果を上げられる一手を選択していく戦略的直観とを比較。「機会に備え、機会を見極め、機会に基づいて行動する」という考え方は、現代社会でしつこく刷り込まれる目標設定型の方法論とは違って新鮮で面白い。2014/04/27

メルセ・ひすい

2
14-22赤21「戦略」と「直観」矛盾しないの?(^_-)☆19世紀から主席軍事学者クラウゼビッツが提唱 直観重視の戦略策定。その四段ステップとは①既存の情報・要素を能力パワーとして蓄積②平常心を持ち、あらゆる考えに心を開く(禅・五輪の書…)③ヒラメキから既存の要素を融合④意志のパワーで実行!例・ナポレオン、ピカソ、仏陀、グーグルなど、既存の世界を一新するアイディアはどのようにしてひらめくのか。人類史上に見られるあらゆる発見・功績に共通する原動力について紹介し、戦略創造の行程を解析例示2010/12/03

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