出版社内容情報
「現代版マキャベリズム」と呼べる本。従来の組織論・経営学の中では議論されてこなかった「パワー」を意思決定と不可分と考え、実際の経営・組織運営にどう活かしていくかを解説。
内容説明
本書は、パワーと影響力をどのようにして手に入れるかはもちろん、それらを活用した戦略と戦術、そして一度獲得したパワーと影響力がいかにして失われるかまでを解説する。
目次
第1部 組織におけるパワー(決定と実行;パワーはいつ使われるのか ほか)
第2部 パワーの源泉(パワーはどこから生まれるのか;資源、提携、新しい行動基本原理 ほか)
第3部 パワーを効果的に用いるための戦略と戦術(フレーミング:物事をどう見るかが、物事がどう見えるかを左右する;対人影響力 ほか)
第4部 パワー・ダイナミクス:パワーはどう失われ、組織はどう変わるのか(強者も衰退する―パワーはいかに失われるか;政治的なダイナミクスを生産的に管理する ほか)
著者等紹介
フェファー,ジェフリー[フェファー,ジェフリー][Pfeffer,Jeffrey]
スタンフォード大学ビジネススクールにて組織行動論トーマス・D・ディー2記念講座教授を務める。カーネギーメロン大学より理学士号と理学修士号を、スタンフォード大学より経営学博士号を取得している。イリノイ大学やカリフォルニア大学バークレー校のビジネススクールでも教鞭をとり、ハーバード大学では客員教授もつとめる。経営幹部向け教育プログラムや管理者向けの訓練プログラムを統括し、世界中で経営幹部向けのセミナーを行っている。加えて、アメリカでは企業、各種団体、大学などで、経営幹部向け教育プログラムを実施している。数多くの学術団体のメンバーであり、学術誌の編集委員も務めている
奥村哲史[オクムラテツシ]
名古屋市立大学大学院教授。1959年札幌生まれ、早稲田大学大学院博士課程単位取得、滋賀大学経済学部教授を経て2006年より現職。ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院DRRC(紛争解決研究センター)フェロー、フランスESSECビジネススクールIRENE(欧州交渉研究教育センター)学術委員。専門は交渉と紛争解決、組織行動とリーダーシップ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。