内容説明
本書はIRを、資本市場をはじめ、広く経済社会の外部ステークホルダーに対峙する企業経営として論じ、企業経営、資本市場、ファイナンス、マーケティング、コミュニケーションの観点から体系化、将来への提言へとつなげることを意図するものである。
目次
第1部 理論編(IRの発祥と展開;企業財務とIR;現代投資理論と情報;IR活動の進展とアナリスト;コーポレート・ガバナンスとアカウンタビリティ)
第2部 実践編(ベンチャー企業とIR;投資銀行とIR;ポートフォリオ・マネジャーとアナリストに対するIR活動;セルサイドの証券アナリストの業績予想;クレジット・アナリストの業務;監査とアシュアランス)
第3部 提言編(情報開示の電子化;環境会計とIR;「創異の会計」とIR;コーポレート・コミュニケーションとしてのIR;知識経営としてのIR)
著者等紹介
遠藤彰郎[エンドウアキオ]
国学院大学経済学部教授。1969年慶応義塾大学法学部卒業。日本経済新聞社を経て、現職。日本IR学会理事
岡田依里[オカダエリ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。1986年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、1988年同博士後期課程退学。経営学博士。横浜国立大学経営学部助教授、コロンビア大学経営大学院客員研究員などを経て、現職。産業構造審議会臨時委員、日本IR学会理事、日本ナレッジ・マネジメント学会理事
北川哲雄[キタガワテツオ]
明治ドレスナーアセットマネジメントシニア・アドバイザー。1977年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。日本アイビーエム、野村総合研究所主任研究員、J.P.モルガン・バイスプレジデントなどを経て、現職。経済学博士。日本証券アナリスト協会試験委員会委員。日本IR学会理事。中央大学企業研究所客員研究員
田中襄一[タナカジョウイチ]
日本大学法学部教授。1970年一橋大学商学部、1972年同経済学部卒業。野村総合研究所、野村インベスター・リレーションズを経て、現職。産業構造審議会臨時委員日本IR学会理事
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