企業価値向上のためのIR経営戦略―理論・実践・提言

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492531808
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C3034

内容説明

本書はIRを、資本市場をはじめ、広く経済社会の外部ステークホルダーに対峙する企業経営として論じ、企業経営、資本市場、ファイナンス、マーケティング、コミュニケーションの観点から体系化、将来への提言へとつなげることを意図するものである。

目次

第1部 理論編(IRの発祥と展開;企業財務とIR;現代投資理論と情報;IR活動の進展とアナリスト;コーポレート・ガバナンスとアカウンタビリティ)
第2部 実践編(ベンチャー企業とIR;投資銀行とIR;ポートフォリオ・マネジャーとアナリストに対するIR活動;セルサイドの証券アナリストの業績予想;クレジット・アナリストの業務;監査とアシュアランス)
第3部 提言編(情報開示の電子化;環境会計とIR;「創異の会計」とIR;コーポレート・コミュニケーションとしてのIR;知識経営としてのIR)

著者等紹介

遠藤彰郎[エンドウアキオ]
国学院大学経済学部教授。1969年慶応義塾大学法学部卒業。日本経済新聞社を経て、現職。日本IR学会理事

岡田依里[オカダエリ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。1986年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、1988年同博士後期課程退学。経営学博士。横浜国立大学経営学部助教授、コロンビア大学経営大学院客員研究員などを経て、現職。産業構造審議会臨時委員、日本IR学会理事、日本ナレッジ・マネジメント学会理事

北川哲雄[キタガワテツオ]
明治ドレスナーアセットマネジメントシニア・アドバイザー。1977年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。日本アイビーエム、野村総合研究所主任研究員、J.P.モルガン・バイスプレジデントなどを経て、現職。経済学博士。日本証券アナリスト協会試験委員会委員。日本IR学会理事。中央大学企業研究所客員研究員

田中襄一[タナカジョウイチ]
日本大学法学部教授。1970年一橋大学商学部、1972年同経済学部卒業。野村総合研究所、野村インベスター・リレーションズを経て、現職。産業構造審議会臨時委員日本IR学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

1
★3.3 かなり理論寄りな内容だと感じた。読み切るのにとても時間がかかった。2004年上梓の本であるが、当時から環境会計の議論だあったのは知らなかった。個人的には中でも、(投資家はよく気にしているが)マーケットシェアの拡大について、単純な価格戦略による拡大方針は業界全体の利益を削ぐことになると言う指摘(p163)は、現代ではESGの考え方にも繋がると思った。また、ドラッカー、オブライエンの言う「コミュニケーションにおいて、相手の話をよく聞くこと、優れた対人能力」が重要な点(p306)は改めて自戒しよう。2020/12/18

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