出版社内容情報
スタンフォード・ビジネス・スクールの教授陣が構想に10年の歳月を注いだ戦略的思考による経営テキスト。学術理論と実務、古典と最新を融合させた希代の書。
内容説明
企業の経営で中心的な役割を担うマネジャーに必要なのは、創造的なアイデアや分析・検証力、そして「戦略的思考」による経営力である。本書は、学術的理論と実務での応用、古典的理論と最新の研究成果、そして数々の関連学術分野を融合し、斬新なアプローチで戦略的経営を論じたテキストである。
目次
戦略的経営とは
事業戦略
競争優位性
内的コンテクスト:組織構造
組織と競争優位性
外的コンテクスト:業界分析
競争のスペクトラムとニッチ市場
集中市場における競争
新規参入と既存企業の優位性
バリューチェーンにおける価値の創造と獲得
変化する環境における戦略的経営
需要サイドの収穫逓増市場における戦略
グローバリゼーションと戦略
全社戦略:多角化企業における価値のマネジメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
27
学部学生用の経営学教科書です。全15章に分けて最近の経営理論をかみ砕いて説明してくれています。一つ一つの章が1冊の書物にでもなりそうな題材ですが、学部学生用にはいいのかもしれません。ただ欲を言えばもう少し事例を豊富に入れてくれたほうがわかりやすい気がします。サウスウエスト航空についてもバランスト・スコアカードについての説明があってもいいと思いました。2015/01/16
Studies
1
テキストとしてはいいが、知らなかった点はなかった。2020/02/16
M_Study
1
辞書のように分厚い本でビビってしまったが、内容はそれほど難しくは無い。示される事例は、これまでの経験から「たぶんこうだろうな」と感じていたものが多い。知識を体系的にまとめたものという印象。2014/01/17
ぺえる
1
買ったときは分厚さに驚いたけど、それでも頭に入ったあたり専門分野の教育もたいしたもんだなと。元が講義ノートのまとめ集だけあって、個々のトピックのブツ切りではなく流れて発展していき勉強しやすい。2011/07/26