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チェンジモンスター―なぜ改革は挫折してしまうのか?

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492531310
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

チェンジモンスターとは、人間的・感情的なものから生まれる変革に対する「阻害要因」を指す。例えば、人間関係のもつれ、慣れ親しんだ伝統を捨てることへの恐れといったものだ。通常、これらは変革過程で最も軽視されているものだが、様々に姿を変えて出現し、変革を妨害し、ときには挫折に追い込む。いわば、変革をかきまわす「怪物」である。本書は「チェンジモンスター」の退治方法に焦点を当てながら、戦略的チェンジ・マネジメントのスキルとナレッジを紹介し、企業を「強者」に再生していく変革の道筋を示す。

目次

第1部 チェンジモンスター―変革に伴う人間的・感情的要素
第2部 停滞段階―モンスター冬眠中
第3部 準備段階―モンスターの目覚め
第4部 実行段階―モンスターが目覚め、その姿を現すとき
第5部 決着段階―モンスターが組織を支配するとき
第6部 結実段階―モンスターは押さえつけた、少なくとも当面は

著者等紹介

ダック,ジーニー[ダック,ジーニー][Duck,Daniel Jeanie]
ボストンコンサルティング・グループ(BCG)アトランタ事務所のシニアヴァイスプレジデント。大学教師、銀行役員、個人コンサルタントを経て、BCGに入社。BCG組織プラクティス・グループのアメリカ地区リーダーの一人として企業変革プロジェクトを数多く手掛けている。ジョージア大学卒(BS)、プラット・インスティテュート修士(MS)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
改革が起きる時は、変化を機会と捉えるのが理想だが組織とは人の集団で十人十色の心理があり変化に果敢に飛び込むか周りの足を引っ張るモンスターに成るかで有る。過去の成功体験を切り捨てることは頭でわかっていても行動には心理が左右してしまう。もし、やりたい事が何でも出来ると仮定し、どうやって業務改革するか。あなたが意気地なしでないとしたらどの様に行動するか。一日一時間意気地なしでない振りをして行動する。人は守りの姿勢に入ると下を見る様になり上を冒険心を失う。心理が改革の時に大きく影響する。モンスターとは人の心だ2014/06/29

雪だんだ

0
初読み チェンジモンスターときいて、モンスターペアレントやクレイマーを連想。変革を行う上でのどれだけひどい抵抗者がいるのかの実例が示されているのかと。。 そうではなく、変革を遂行していく中で発生する数々の障壁、難題、それに対するリーダーたちの奮闘が描かれておりました。 成功例失敗例共にあり大変タメになりました! 2017/12/08

Tsuyoshi Osaka

0
ようやく読めた1冊。金井先生の本の中で紹介してあったので興味を持ったのですが、絶版になっているらしくAmazonで中古を購入しました。内容は、ボストンコンサルティンググループが「改革」をテーマにして、様々な企業の変革期を取り上げながら、変革を邪魔する「モンスター」について描いているのですが、和訳の問題なのか、構成の問題なのか、いまひとつ入り込むことができなくて、残念な印象でした。ところどころには、非常に役に立ちそうな示唆も含まれていたのですが、全体としては期待していたものとは程遠い感じでした。。。とはいえ2014/04/27

chiezow

0
20年くらい時が止まったかのようになっているクライアントが、数十年ぶりに基幹システムを入れ替えようとするもののなかなかスピード感を持ってすすめられないため、これはチェンジマネジメントの出番だ!とこの本を引っ張りだして来ました。がクライアントは改革以前の状態なのでこの本の出番ではないことにこの本を読んで改めて気づいた次第。。それはさておき、翻訳本に多い、事例をストーリータッチで書くパターンなのですが、こういう書き方って嘘っぽく見えてしまいます。著者は臨場感を出したいのだとおもうのですが。2012/06/20

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