出版社内容情報
経営意思決定のポイントは、論理・直感・経験の三角形のバランスの上にある。『MBAマガジン』『タイムズ』などで活躍する経営ジャーナリストの書き下ろし。
内容説明
エグゼクティブ(経営)の意思決定のキーは、合理性に基づく論理的なスキルと、直観と経験に基づくソフトなスキルという意思決定の三角形のバランスの上にある。
目次
第1章 決定、決定、決定
第2章 ごみ箱モデルとその他のモデル
第3章 意思決定ツールボックス
第4章 ウサギ型とカメ型
第5章 どこもかしこもデータの山
第6章 意思決定構造
第7章 意思決定文化
第8章 直観とその他のソフトなスキル
第9章 困難な決定
第10章 実際の決定
著者等紹介
上田泰[ウエダユタカ]
1960年埼玉県に生まれる。1983年学習院大学経済学部卒業。1988年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。現在、成蹊大学経済学部教授、経済学博士(東北大学)。主要著書に『文科系のためのビジネス数学読本』同友館、1994年。『組織の人間行動』中央経済社、1995年。『集団意思決定研究』文真堂、1996年。『個人と集団の意思決定』文真堂、1997年、など
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感想・レビュー
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かめやす
1
エグゼクティブではないけど、秘書から頂戴し、いつかのために読みました。管理職の意思決定が企業にとってどれだけ重要であるかを様々な手法とケーススタディを交えながら論じています。大学の講義で使われていそうだなー。と大学生の気分を味わいながら読了しました。2017/05/30
KAZOO
0
管理職の業務について意思決定がどのように重要なのかを論じています。向こうの経営大学院などで紹介されている「ゴミ箱モデル」などを面白く説明してくれています。アメリカでは意思決定論が昔から経営学の主要な命題であった、ということを明確にしてくれます。2013/04/11
numainu
0
評価D2001/03/11