人が育つ仕組みをつくれ!―リーダーとして一番に心得ること

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人が育つ仕組みをつくれ!―リーダーとして一番に心得ること

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492522110
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C3034

出版社内容情報

数々のヒット商品開発に携わった名経営者が語り尽くす「集団の力」で新しいモノを生み出し、「社員が幸せ」に働く会社の作り方。

花王在職中に数々のヒット商品開発に携わり、
現在は、全国各地のモノづくり企業の現場を訪れて、
新しいモノを生み出す活気ある企業のあり方を提言し続けている名経営者が、
経営者やリーダーが心得るべきことを語り尽くします。

著者は、日本経済の失われた20年は「アメリカを見過ぎた20年」だとして、
これからの日本企業は、コスト、効率、スピード重視の経営から、
人を重視する経営に舵を切り、集団の力を取り戻すことが大事だと言います。
たしかに、業績、売上、株価など、短期的な結果を出していた名だたる企業が、
いつの間にか表舞台から消えてしまう例は少なくありません。
企業は人なり。人があってこそ存在します。
人が育つ仕組みがある企業が伸びているという事実は間違いありません。

では、人が育つ仕組みはどうすればつくれるのでしょうか? 
著者が自信の経験や、元気のある企業を巡った経験から、
社員が自ら学び、育つようにするためには、
「人を育てるという発想を捨てる」ことが大事だと言います。
人を育てるのはなく、人が育つ仕組みをつくることが大事だということです。

また東洋思想に造詣が深い著者だけに、折々に東洋思想の教えがちりばめられ、
読み進めるうちに、人が育つ仕組みをつくるための心得だけでなく、
企業の存在意義、働くことの意味を考えさせられます。

・個を追求すれば弧に繋がる。
・小さな石にも大きな役割がある。
・理より情で人は動く。……

何のために会社が存在するのか? 何のために働くのか?
という問いに明確に答えられる経営者やリーダーのもとに、
自ら学び、動く人が集まってくるという著者の考えは、
自らの体験がもとになっているだけに重みがあります。

第一章 会社栄えて社員なし

 社員は今、幸せに働いているか
 失われた二〇年は米国を見過ぎた二〇年
 コスト・効率重視で企業は痩せ細る
 社員を幸せにする経営に舵を切れ
 米国流があるなら日本流もある

第二章 集団の中で人は力を発揮する
 
 個を追求すれば孤に?がる
 掛け算の集団をつくる
 小さな石にも大きな役割がある
 なぜ同じ業界でも社風が違うのか
 社内外の交流が集団の弊害を防ぐ

第三章 人が育つ仕組みをつくる

 人を育てるという発想を捨てる
 自分の頭で考え挑戦させる
 人と人とが?がる職場をつくる
 成功を急げば失敗に終わる
 日本の建築に学ぶ人づくり

第四章 リーダーは君子豹変がいい

 脱皮できないヘビは死ぬ
 時流に乗るな、時中を見定めよ
 よいリーダーは勘が鋭く気が漂う人
 組み合わせの妙で強い集団をつくる
 リーダーはきらめく旗を掲げろ

第五章 モノをつくる喜びを忘れるな

 モノづくりは日本の命綱である
 新しい仕事は境界線の外にある
 職人魂に見る日本の強さ
 手作業のプロセスの中に創造がある
 もう一度、中小企業の力を生かす

終 章 木を見る西洋人、森を見る東洋人

 対極を意識して中庸を知る
 企業とは何か? 働くとは何か?
 職場に人が育つ種をまけ

【著者紹介】
常盤 文克(トキワ フミカツ)
元花王会長
1957年東京理科大学理学部卒業。花王入社。米国スタンフォード大学留学後、大阪大学にて理学博士取得。研究所長、取締役、社長、会長を歴任。現在は、三菱地所社外取締役。主な著書に『モノづくりのこころ』『コトづくりのちから』『ヒトづくりのおもみ』(以上、日経BP社)、『知と経営』(ダイヤモンド社)など多数。

内容説明

数々のヒット商品開発に携わった名経営者が語り尽くす「集団の力」で新しいモノを生み出し「社員が幸せ」に働く会社の作り方。

目次

第1章 会社栄えて社員なし
第2章 集団の中で人は力を発揮する
第3章 人が育つ仕組みをつくる
第4章 リーダーは君子豹変がいい
第5章 モノをつくる喜びを忘れるな
終章 木を見る西洋人、森を見る東洋人

著者等紹介

常盤文克[トキワフミカツ]
1957年東京理科大学理学部卒業。花王入社。米国スタンフォード大学留学後、大阪大学にて理学博士取得。研究所長、取締役、代表取締役社長、会長を歴任。現在は三菱地所社外取締役、ものづくりの心塾・塾長など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本を読むゴリ

5
日本のモノづくりの原点がここにあります。 ものすごくわかりやすく書かれています。著者が経験したからこそわかる考え方と豊富な知識で優しくモノづくりへの取り組み方を教えてくれます。 是非、一読下さい。2016/06/22

もりけい

4
組織集団に宿っている知として「黙の知」を唱え、組織活動の活発さにつながっていると説く。社風や伝統や価値観が企業の型となっているとのこと。2018/01/28

Sakie

4
個人主義では、一人ひとりが自分のことで手いっぱいになれば集団の力は発揮できない。米国方式一辺倒でなく東洋思想も取り混ぜて、日常的、継続的に人が育つような職場環境を意識的につくる大切さを説いている。「明の知」「暗の知」「黙の知」、なかでも「黙の知」の考え方に感銘を受けた。つまり、OJTや講習を通して知識やノウハウを伝えることだけが、知を育む活動ではない。それだけでは人はこちらが思うようには育たない。人を育てようという考え方はいっそ捨てる。社内の空気で人を育てる。うちのような小型企業にはそれが大切のようだ。2016/01/14

ゆういち

1
2度目かの読了。自分たちにあったやり方を強みとして進めていく。改めて「人づくり」の難しさ、大切さを実感することが出来た。東洋思想を少し学んでみよう。2017/01/24

Michiro Morishita

1
「五行思想」が示すのは、いかなるものも孤立的、静止的ではないということ。すべては有機的に繋がる「統体」であるとのこと。 ゆえに人間は協力し合い、抑制し合いながら共存しており、1つの生命体の集まりである企業や組織の経営にも当てはまるとのこと。 組織とは「統体」であり、個人の総和を超えた特別な力が宿っているからこそ、理屈ですべてを理解して行動するのではなく、動物的なカンや感覚も働かせる必要がある。2015/05/27

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