内容説明
日本のかけがえのない資産―。それは伝統と文化。『サービスが伝説になる時』著者ベッツィ・サンダースとの対話を多数収載。
目次
序章 美質―必要な資質は何か
第1章 新しい世の中がはじまろうとしている
第2章 真のグローバル化は内面からはじまる
第3章 サービスを中心とする資本主義
第4章 奉仕が最高の価値を意味する世の中
第5章 企業の持続的成長を求めて
第6章 仕事の意味が変わる
終章 経営者として、そして人間として
著者等紹介
小仲正久[コナカマサヒサ]
(株)日本香堂ホールディングス代表取締役会長兼社長。昭和11年9月(株)日本香堂創業者長男として東京に生まれる。昭和34年3月慶應義塾大学法学部卒業(学生時代はボート部で活躍)。4月(株)日本香堂入社。昭和40年4月専務取締役就任。昭和56年10月代表取締役社長就任。平成4年6月代表取締役会長就任。平成23年4月(株)日本香堂ホールディングス代表取締役会長兼社長就任。(株)日本香堂入社以来、伝統の線香を日用品としてポジショニングし、積極的な広告活動とともに量販店チャネルを開拓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
3
日本香道とノードストローム。何を提供するのかという視点。一見、モノであるようだが、実際はモノを通した価値・サービスを提供するということ。そういう考え方には100%賛同している(自分とはレベルが違いすぎるだろうが)ので、素直に読むことができた。もちろん、そこに至るには、それ相当のエネルギーが必要ということもわかる。そして、外なるグルーバルと、内なるグローバル。今、この国の大半は、間違ったグローバルということが跋扈しているとも。先人が育んできたよいものを、次に引き継がなくてはいけない。2012/03/31
Kazuo Ebihara
0
小仲正久さんは、隠れたグローバル高収益企業「日本香堂HD」の会長。 ベッツィ・サンダースさんは、高級百貨店ノードストローム元副社長。 日本香堂は、お線香という「もの」を売っているのでなく、 「癒しとやすらぎ」を全世界に提供している。 企業の持続的成長は、 People 人 Planet 地球環境 Profit 収益 3Pの長期的育成が大切である。 「歴史と文化」が日本の美質であり、 「勤勉さ、真摯さ、思いやり」こそが日本人の美質である。 サンダースの説くサーバント・リーダー2012/02/10
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