戦略分析ケースブック

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戦略分析ケースブック

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492521946
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

本書は2部構成になっており、第1部はケース分析編である。取り上げている戦略分析の手法は、マーケティング戦略、業界の構造分析、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)である。第2部は企業を取り巻くマクロ環境の特徴と、そこでの日本企業の戦略的打ち手のトレンドを明らかにする。企業と産業の分析をした後、日本経済と日本企業の動向がわかる構成になっている。

目次

2つの転換点に挟まれたゆるやかな回復
第1部 ケース分析(サントリー―国内酒類市場の構造変化に適合したマーケティング戦略;エルピーダメモリ―ニッチマーケットへの集中と強みの再定義;電子化する新聞―新聞の電子化による業界構造の変化とその対応策;家電量販店業界―業界構造とインターネット販売;京セラの全社戦略―逆張りのポートフォリオ・マネジメント)
第2部 マクロ環境の変化と企業の戦略的打ち手の傾向(2010年におけるマクロ経済環境の特徴;2010年の企業戦略の分析)

著者等紹介

沼上幹[ヌマガミツヨシ]
1960年静岡県生まれ。1983年一橋大学社会学部卒業。1988年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。2000年一橋大学博士(商学)。現在、一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazu

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サントリープレモルの分析が特に面白かった。時代の潮流、生活者動向を読み解き、適切な時期に、適切な価格設定で市場に投入した成功例。2016/10/20

Tsutomu Yamamura

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一橋大学MBA受講者が2010年に企業戦略を事例研究したもの。戦略に関する手法は教科書で学んだが応用の仕方が身についていない人向けとのこと。現状分析、課題設定がグラフや表に基づいて行われ、ビジュアル的に説得力あり。コーホート分析やシェアマトリックスなど専門書でなければ出てこない手法も駆使。MBAレベルですからね。このときエルビーダメモリが急成長と紹介されていますが、その後経営破たん。一方のプレミアムモルツの快進撃は継続(たぶん)。事業を経営するって難しいことですね。2014/05/30

ともあきほ

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それぞれの戦略を解説している。①マーケティングミックスについてサントリーを。出生コホートが面白かった。②成長率と市場シェアからみた戦略をエルピーダメモリーで ③代替品の脅威などを新聞の電子化で分析④ボストンのPPMを京セラの事例から⑤経済環境と企業戦略について・・・など再度読み直す。第7章がちょっとわかりづらかった2012/02/07

のっち

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色々な業界・企業に焦点を当てた事例研究集が中心。学生の時はこのような分析はカッコいいなと思っていたが、社会人の目線で見るとここまで綺麗なことを意図的にやっていたかに関して若干疑問に思う。もう少し生々しかったり、試行錯誤した結果、作品に書いてあるようなことになっていると思う。2021/02/22

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