内容説明
なぜ、お金で人は動かないのか?行動科学マネジメント理論で劇的に成果を上げる。ベストセラー『続ける技術』の著者による究極のモチベーション論。
目次
1 職場ストレスほど高いコストはない(どのようにストレスが現れるか;若者と職場のストレス;あらゆる階層に広がるストレス―職種、性別、年齢とストレスの関係;暴力の条件;ある未来の終わり)
2 ポジティブな職場文化を設計するには(働きやすい職場をつくる;パフォーマンス管理のツールとしての行動科学マネジメント)
3 ストレスを減らすための個人的戦略と職場の戦略(ストレスの強い状況を解消する基本的スキル;怒りの良い作用と悪い作用;自己主張;公的な職場のサポート)
4 日本の職場を変える新しい報い方(なぜお金ではストレス軽減できないのか;トータル・リワードとは何か)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えいとん
1
ストレスの原因は個人ではなく環境にあるため、上級職による組織体制の見直しが必要であると唱えている。個人に向けての教えは少なく目を引いたのは、1.ストレスを緩和させるセルフトーク2.適切な関係性の構築には自己主張も必要くらい。再読するとしても10年以上先かな。2016/09/25
nutts
1
微妙。まだ、行動科学マネジメントそのものが、社会心理学や人間科学など他の学問体系のパーツを選んできたところで留まっている感じがして、そのどれにも共通した“現場への導入・定着”への独自のアプローチ確率まで成熟していない印象。今後の広がりに期待。2010/09/07
シスターがちょん
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メンヘラさんのお世話係としては、もっとみんなで協力してほしいわけね。色んな個性があるけど、皆違うところ向いてるよね。 2015/09/03
susululu
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結構固い本。企業のニーズと個人のニーズが合わなくて離職するのは日本だけではない傾向なのがわかった。感情のコントロールと行動のコントロールと状況のコントロール。個人で解消できるこのすきるがあれば普通の職場は居やすくなると思います。ただ、会社側がするストレスマネジメントは、ハラスメント蔓延の職場は覗いて、普通の職場でここまでする必要がないようにも思います。2012/12/09
あっきぃ
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うーん、行動科学に基づいた話なんだろうけど、ちょっと読みにくかった。パーツ、パーツではなるほどとおもうのだけれども2012/10/06